ベルリン・フィルと小澤征爾

ベルリン・フィルと小澤征爾
50年以上の芸術的なパートナーシップから生まれた数々の名演がここに集結!
CD収録音源はすべて初出!!
ブックレットには小澤征良氏、村上春樹氏の二大エッセイを掲載!

  • アーティスト:小澤征爾、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • レーベル:BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS
  • 品番:KKC-9891/7
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲 協奏曲 管弦楽
  • 価格:¥16,000 (税込)
  • 形態:6CD+1Blu-ray
  • その他の製品情報:初回特典:L判写真×3種
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ベルリン・フィルと小澤征爾

[CD1-6]
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
「レオノーレ」序曲 第2番 ハ長調 作品72
収録:1988年5月30日

マックス・ブルッフ(1838-1920)
ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26
ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)
収録:1985年11月13日

モーリス・ラヴェル(1875-1937)
ピアノ協奏曲ト長調
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
収録:1982年6月22日

バルトーク・ベーラ(1881-1945)
ヴィオラ協奏曲Sz120
ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ)
収録:1988年5月30日

ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)
交響曲 第60番 ハ長調『うかつ者』
収録:1987年6月25日

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)
交響曲第1番 ト短調 作品13「冬の日の幻想」
収録:1992年11月12日

アントン・ブルックナー(1824-1896)
交響曲第7番ホ長調
収録:1988年6月22日

グスタフ・マーラー(1860-1911)
交響曲第1番
収録:1980年2月3日

パウル・ヒンデミット(1895-1963)
シンフォニア・セレーナ
収録:1987年6月28日

エクトル・ベルリオーズ(1803-1869)
幻想交響曲 作品14
収録:1982年6月27日

リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)
アルプス交響曲 作品64
収録:1996年5月31日

リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死
収録:1979年11月10日

収録:1979~1996年、ベルリン・フィルハーモニー(自由ベルリン放送(現rbb)より)

[ダウンロード・コード]
CD1-6に収録されているすべての音源をハイレゾリューション(24bit/48kHz)で聴くことのできるダウンロード・コードが封入されています。

[Blu-ray Disc]
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
「エグモント」序曲 作品84 
収録:2016年4月10日

ピアノ、合唱と管弦楽のための幻想曲 ハ短調 作品80「合唱幻想曲」 29’00
ピーター・ゼルキン(ピアノ)
ベルリン放送合唱団(合唱指揮:ヘイス・レーナース)
収録:2016年4月10日

フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ(1809-1847)
オラトリオ「エリヤ」作品70  
アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ)
ガル・ジェイムズ(ソプラノ)
ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)
ナディーヌ・ヴァイスマン(アルト)
ポール・オニール(テノール)
アンソニー・ディーン・グリフィー(テノール)
マティアス・ゲルネ(バリトン)
フェルナンド・ハヴィエル・ラド(バス)
ヴィクトール・ルード(バス)
ベルリン放送合唱団(合唱指揮:サイモン・ハルシー)
収録:2009年5月17日

アントン・ブルックナー(1824-1896)
交響曲第1番 ハ短調(リンツ稿)
収録:2009年1月31日

[ボーナス]
小澤征爾、ベルリン・フィルの名誉団員の称号を授与
収録:2016年4月

Blu-ray Disc (Concert videos)
画面:Full HD 1080/60i,16:9
音声:2.0PCM Stereo 24bit/48kHz
7.1.4 Dolby Atmos 24bit/48kHz
リージョン:ABC(worldwide)
字幕:英、独、日

[デジタル・コンサートホール]
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。

[特別二大エッセイ掲載]
小澤征良 「父を想ってくださるみなさまへ」
村上春樹 「僕の夜明け前の同僚 ― 小澤征爾の死を悼んで」

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
小澤征爾(指揮)
★ベルリン・フィル・レコーディングスから、2024年2月6日に88歳で亡くなった世界的指揮者の小澤征爾の追悼ボックスがリリースされます。
ベルリン・フィルと小澤征爾は1966年のデビュー以来、両者の間には芸術上の特別な関係が築かれました。共演のハイライトとしては、1982年のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団100周年、2008年のカラヤン生誕100年、そして2003年に小澤征爾の盟友となったマーカス・ロバーツを引き連れて共演したヴァルトビューネコンサートなどが挙げられます。さらにベルリン・フィルと小澤征爾の共演50周年を迎えた2016年には、ベルリン・フィルは彼に名誉団員の称号を授与しています。
当ボックス・セットは、小澤征爾が毎シーズン数回の客演を重ね、特に親密な関係を育んできた1980年代のコンサート記録を主に収録。すべて初ディスク化となっています。プログラムは、オーストリア・ドイツの古典派、後期ロマン派、フランス音楽、20世紀の音楽が選ばれており、小澤征爾の幅広いレパートリーと多彩な音楽性を物語る内容となっています。
特に印象的な録音としては、1980年収録のマーラーの交響曲第1番。瑞々しさと情熱溢れ、特に終楽章は堂々とした表現、コーダーにかけての盛り上がりはオケも白熱し噴出する高揚で締めくくられています。そして、1982年のマルタ・アルゲリッチとのラヴェルのピアノ協奏曲。躍動感溢れる二人の相乗効果でスリリングな演奏となっています。さらに、CD初登場レパートリーとなる1992年に演奏されたチャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」など小澤征爾とベルリン・フィルの精力的な活動の記録が鮮やかに蘇ります。
ブルーレイ映像には、マティアス・ゲルネ、アンネッテ・ダッシュ、ナタリー・シュトゥッツマンら一流のソリスト陣と共に、感動的な上演を成し遂げたメンデルスゾーンのオペラトリオ《エリヤ》(2009年)、そして7年ぶりの共演となり50年のアニヴァーサリーを迎えた2016年にはベートーヴェンの《エグモント》序曲、合奏幻想曲を熱演。ボーナス映像には、リハーサル時に名誉団員の称号を授与された際の映像も収録されています。
オリジナル・ブックレットおよび日本語冊子には、小澤征爾の長女で作家・エッセイストの小澤征良氏と、深い親交があった作家・村上春樹氏の二大エッセイを掲載しています。
日本盤初回特典として「L判写真×3種」が封入。

トレイラーはこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=zJZYlIRJ20M

Artist

小澤征爾
1935年、中国東北部の奉天(現・瀋陽)で日本人の両親のもとに生まれ、東京で指揮と作曲を学んだ。いくつもの国際コンクールで優勝を重ね、奨学金を得て、ヘルベルト・フォン・カラヤンの弟子としてベルリンに渡った後、1961/62年シーズンには、ニューヨーク・フィルハーモニックでレナード・バーンスタインの助手を務めた。そして、トロント交響楽団やサンフランシスコ交響楽団の首席指揮者を経て、1973年から2002年まで、ボストン交響楽団の首席指揮者を、2002年から2010年まではウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めた。また、世界的に知られているオペラハウスへの客演や、著名なオーケストラの指揮も手掛けた。
師である齋藤秀雄を偲び、松本で「サイトウ・キネン・オーケストラ」と「サイトウ・キネン・フェスティバル」(2015年からは「セイジ・オザワ松本フェスティバル」へ改称)を創設。芸術的な向上へ集中的に取り組むと共に、師の偉業を今に伝えている。また、2004年には、若い音楽家たちへ室内楽の鍛錬やコンサートの機会を提供するのを目的に、「スイス国際音楽アカデミー」を創設した。レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエをはじめ、ハーバード大学とソルボンヌ大学の名誉博士号、日本での文化勲章や高松宮殿下記念世界文化賞など、様々な受賞歴がある。
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