★本年(2018年)6月来日。新宿ピットインでのライヴなど、満場のオーディエンス集まる中、熱気と大歓声を巻き起こしたジョン・レイモンド・アンド・リアル・フィールズのライヴ第二弾の登場! ★ギラッド・ヘクセルマン、コリン・ストラナハンとのトリオは、ベースレスの変則トリオであるのみならず、ミネソタ州出身のレイモンドのルーツである中西部のフィールとカッティングエッジなNYのヴァイブレーションを結合させたオリジナルな現代屈指のユニット!本年はマット・ピアソンのプロデュースで、『Joy Ride』(SSC1501) でのスタジオ録音をリリースして話題になりましたが、このアルバムは4ヶ月以上のツアーを敢行したグループのラスト・パフォーマンスを作品化した一枚。 ★CD発売を経てのツアー・ライヴの録音であり、楽曲は、作品『Joy Ride』とまったく同じものながら、ライヴならではのインプロと、ギグを経てのバンドの結束と自由度が魅力。アンサンブルとしての完成度の高さから来るサウンドの重厚感と広がりと共に、オクターバー、ルーパー、サンプリングなど、サウンド・イフェクトを駆使したクリエーションは、とてもトリオとは思えないクォリティ。また本作でもボブ・ディランの“ The Times They Are A-Changin”を収録するほか、ポール・サイモンやピーター・ガブリエルなどをとりあげる彼らの描くサウンドは、ロック的なフィールで、楽曲のメロディも生かして最高にキャッチーでありつつ、予測不能なアイディアにも満ちあふれています。 ★フリューゲルならではの音色の温かみをもって、ノスタルジーもかきたてるレイモンド、ベースラインとソロ・パフォーマンスを絶妙に絡ませ、サウンドに詩的な広がりと先鋭的な響きをつくるギラッド、そして刺激的なパルスを送り続けるストラナハンのドラミング・・・!! ★ちなみにレイモンド曰く、本ツアーでは各地のパフォーマンスをずっと録音していたとのことながら、アルバムは、彼らの大切な拠点でありラスト・パフォーマンスであったロサンゼルスのブルー・ホェールでの演奏を作品化。“数々の演奏を経て、僕たちのサウンドは、驚くほど変化していったんだ”とも語ったレイモンド。その究極の最終演奏がここに発表されます。