エヴァンス・イン・イングランド

ビル・エヴァンス第二期トリオ@ロンドン“ロニー・スコッツ”
トリオ結成初期を記録した『Live at Top of the Gate』から一年
69年12月、格段の深化を見せたトリオの演奏!

  • アーティスト:ビル・エヴァンス
  • レーベル:RESONANCE RECORDS
  • 品番:KKJ-1035
  • 原盤品番:HCD-2037
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:¥3,666 (税込)
  • 形態:2CD
  • 付属品:日本語帯、解説付 = 英文解説完全翻訳 ブックレット

TRACK LIST

ビル・エヴァンス / エヴァンス・イン・イングランド

Disc 1
1. Our Love Is Here to Stay (4:44)
2. Sugar Plum (9:44)
3. Stella By Starlight (6:23)
4. My Foolish Heart (4:41)
5. Waltz for Debby (7:59)
6. 'Round Midnight (6:37)
7. The Two Lonely People (8:07)
8. Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me) (7:20)

Disc 2
1. Elsa (7:16)
2. What Are You Doing for The Rest of Your Life? (5:50)
3. Turn Out the Stars (5:20)
4. Re: Person I Knew (8:51)
5. Goodbye (2:39)
6. Come Rain or Come Shine (5:11)
7. Very Early (5:03)
8. So What (9:35)
9. Midnight Mood (5:07)
10. Polka Dots and Moonbeams (4:15)
Recorded live in London, England. December 1969.

メンバー:Bill Evans(p), Eddie Gomez(b), Marty Morell(ds)

★今や説明不要ともなった21世紀のヒストリカル・レーベル、Resonanceから、ビル・エヴァンスの未発表作品がリリースされます。 ★これまで、Resonanceでは、モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのライヴ録音でしか聴くことができなかったエディ・ゴメスとジャック・ディジョネットによるトリオの最高に貴重な2音源を『Some Other Time』,『 Another Time』として作品化し、ジャズ界を驚嘆させましたが、本作は、レーベルが初めて送り出したエヴァンス未発表作品、『Live at Top of the Gate』(1968年10月23日録音/2012年リリース)の約一年後の演奏を送り出してくれました。 ★トリオはエディ・ゴメス、マーティ・モレルによる第二期トリオとよばれ、エヴァンスのキャリアの中で最も長い活動歴となったメンバーによるもの。『Live at Top of the Gate』では結成間もないトリオが、NYで繰り広げた瑞々しい演奏を聴くことができましたが、本録音はイギリス、ロンドンにある名クラブ“ロニー・スコッツ”での演奏。ロニー・スコッツでは、前年68年も一ヶ月もの間演奏しており、その時の体験をエディ・ゴメスとジャック・ディジョネット双方が最高の演奏だったと語っていますが、エヴァンスは翌69年も新たに結成したトリオで出演。トップ・オブ・ザ・ゲイトでの演奏においては、まだ手さぐりな部分も見受けられましたが、3人は一年の時を経て、格段に深化。エヴァンスの演奏と密接に絡み合い、オリジナルなアーティキュレーションも見せるゴメスのベース・ライン、繊細なスウィング感と共に、トリオに活力を与えるモレルのドラミングによって、演奏は、随所で三者が化学反応を見せる展開。その後74年まで続いていくトリオの長命の歴史を予感させるものもあります。 ★楽曲は、これぞエヴァンスというナンバーを中心とする中、“Sugar Plum ”“The Two Lonely People ”といった楽曲の初期録音を記録している点でも貴重。また“My Foolish Heart”と“Waltz for Debby”の並びでの収録は、ヴァンガードの名演を作品化した『ワルツ・フォー・デビー』と同じトラック・オーダー。編集性にも興味深いものを感じさせます。 ★音源は、フランス人の“Joe”と名乗る熱心なコレクターが、ドキュメンタリー映画『Turn out the Stars』を撮影したLeon Terjanianに2016 年にコンタクトしたことがきっかけ。エヴァンスも容認の元、Joe によって録音されていたテープはTerjanian からResonanceへとわたり、関係各所とライセンス契約を結び、作品化されたました。 ★音質は臨場感が抜群。ジャケットのクールさはもちろんのこと、Resonanceらしく、今回もチャック・スチュアート、ジャン・ピエール・ルロアらのレアな写真を使用し、エディ・ゴメス、マーティー・モレルへのインタビューをはじめ、貴重なエピソードを満載したブックレット付き。今回も、アーティストへのリスペクトを感じるリリースです。 * 音源のごく一部にマスターテープに起因する音質のゆがみがあります。予めご了承ください。

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