1. Overture
2. Magnum Force
3. Gran Torino
4.Doe Eyes (Love theme from the Bridges of Madison County)
5. Eiger Sanction
6. The Good, the Bad and the Ugly
7. Unforgiven
8. Letters from Iwo Jima
9. Dirty Harry
10. Changeling
11. Flags of Our Fathers
12. A Fistful of Dollars
メンバー:
Chris Higginbottom (drums), Kyle Eastwood (doublebass and bass), Andrew Mc Cormack (piano), Quentin Collins (trumpet), Brandon Allen (saxophones), Gast Waltzing(conductor), Czech National Symphony Orchestra
Recorded at CNSO studio in Prague
★映画監督クリント・イーストウッドの息子で、俳優・音楽家のカイル・イーストウッドが率いるプロジェクト”イーストウッド・シンフォニック”。前作『シネマティック』から約4年、父クリント・イーストウッドにフォーカスした映画音楽のシンフォニック・ジャズアレンジ作をCD/LPでリリース。
★カイルは、父親クリントからジャズを学び、プロのジャズマンの道を歩むよう勧められた。R&Bバンドでベーシストとして活動を始めた後、コントラバス奏者、バンドリーダー、作曲家としての地位を確立。1998年にソニーからリリースされた『From There To Here』にてリーダーとしてのデビューを飾って以来、50~60年代の偉大なジャズメンを思い出させるような、新鮮でモダンな音楽を奏でながら、ジャズの世界で確かな地歩を築き上げてきた。また、『ミリオンダラー・ベイビー』、『グラン・トリノ』、『ミスティック・リバー』、『インビクタス』、『硫黄島からの手紙』などの重要な映画のサウンドトラックも手掛けている。
★カイル・イーストウッドは、俳優/監督として活躍するクリント・イーストウッドの代表作にフォーカスし、テーマ曲をジャズ的に再解釈するという、非常に野心的なプロジェクトを立ち上げ、その第一弾として2019年に前作『シネマティック』をリリースした。そこでは、今やクラシックともなったクリント監督作品のサウンドトラックに創造性、感受性、喜びを植え付け、聴きごたえのある作品に仕上げた。
★今作も前作同様、クリントの作品を息子から見た視点で再解釈・再構築し新たなバージョンとして表現。クインテットメンバーを引き続き起用しつつも、グラミー受賞歴のある指揮者、ガスト・ワルツィングを共同プロデューサ・編集に、オーケストラにチェコ・ナショナル交響楽団を迎えるなど、前作から一層ダイナミックさが増した1枚になっている。
★国内仕様盤は、坂本信氏による解説付き。