★1977年ナンシー・ジャズ・パルセーションズ・フェスティバルで行われたB.B.キングの貴重なライブ音源が“名盤発掘王”ことゼヴ・フェルドマンが主宰する「Deep Digs」レーベルから登場。第1弾作品として発売された「ライブ・イン・フランス/シスター・ロゼッタ・サープ」は多くのメディア等で賞賛された。本作品は同レーベルからの第2弾作品。
★B.B.キング・エステート他の協力で発売されるこのコレクションは、フランスの国営ラジオ局である「ORTF（Office de Radiodiffusion-Télévision Française）」が、「1977年 Nancy Jazz Pulsations Festival」で収録した音源。名ブルース・シンガー・ギタリストのB.B.キングと強力な7人編成バンドによるダイナミックな演奏をフィーチャーしたパワフルな作品。この音源はレコード盤として初めて聴くことができる。
★ゼヴ・フェルドマンが監修、スペイン、エレメンタル・ミュージックのジョルディ・ソレイとカルロス・アグスティンとの強力なパートナーシップによりこの作品の発売が実現。「私はB.B.キングの生涯のファンであり、B.B.キングのキャリアの素晴らしい時期を捉えたこの注目すべきドキュメントを世界中の人々に聴いてもらえる機会を提供できることは私にとって大きな喜びです」。～ゼヴ・フェルドマン。
★『In France』は、B.B.キングの商業的・職業的名声が頂点に達した時期に録音された音源でもある。1951年に「3'O'clock Blues」をヒットさせて以来、アメリカの黒人リスナーの間で大スターだったキングは、エリック・クラプトンやマイケル・ブルームフィールドといったロック・スターが自身の作品に決定的な影響を与えた人物として賞賛されたことをきっかけに、60年代後半には白人リスナーの間でも注目された。
★年2回開催される「Nancy Jazz Pulsations Festival」の第3回目、B.B.キングの5度目の大陸への旅で収録されたこのフランスでの録音は、彼のキャリアの中でほとんど録音のない空白時期である。長年のツアー・ユニット、ソニー・フリーマン＆ザ・キングピンズ解散後の数年間における彼のライヴ活動を前例のない形で取り上げている。
★CDのブックレットには、フランス人ライター、Jean Buzelinによるライナーノーツやean-Marc Birrauxによるフランス、ナンシー公演の写真、Jean-Pierre LeloirとOzier Muhammadによるその他のヴィンテージ写真が収録されている。
★日本仕様版CD解説はブルース評論家：永田鹿悟氏。