中牟礼貞則・三好功郎 / 三好”3吉”功郎 meets 中牟礼貞則 Guitar Duo 〜 Live at World Jazz Museum 21
1. Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen, Johnny Mercer)
2. Running Out Of Gas (Jim Hall)
3. Close Enough For Love (Johnny Mandel, Paul Williams)
4. l Remember You (Victor Schertzinger, Johnny Mercer)
5. One Note Samba (A.C.Jobim)
6. Time Remembered (Bill Evans)
7. Someone To Light Up My Life (A.C.Jobim)
8. Beautiful Love (Wayne King, Victor Young, Egbert Van Alstyne, Haven Gillespie)
9. Isotope (Joe Henderson)
M5 三好(solo), M6 中牟礼(solo)
メンバー:
中牟礼貞則 (guitar=Rch), 三好功郎 (guitar, whistle:M4=Lch)
Recorded Live at World Jazz Museum 21, June 26, 2022
■今年音楽生活70周年を迎えた現役最高齢のギター・レジェンド、中牟礼貞則、次世代のギター・レジェンド三好功郎が繰り広げる師弟ジャズギター・デュオ作品!2022年4月にグランド・オープンした群馬県伊香保「 World Jazz Museum 21」でのコンサートで収録された貴重なギター・デュオ作品が登場!
■1933年生まれの中牟礼貞則は現在 89 歳、音楽生活 70 周年を迎えた文字通りのギター・レジェンド。伝説の「銀巴里セッション」(1963 年)を体験した数少ない現役のひとりでもあります。そんなジャズ・ギター一筋の中牟礼に対し、”3吉”の愛称で親しまれ還暦を迎えた三好功郎はジャズをベースに矢沢永吉や森山良子バンドのバンマスを務め稲垣吾郎やJUJUとも共演するなど柔軟性を見せる人気ギタリストである。
■この対照的なキャリアを生きる二人だが、師弟関係にあることはあまり知られていない。活躍の場を共有することがなくなんと一度も共演の機会がなかったからだ。その二人が今年(2022年)に何10年振りで偶然福岡で出会い、再会を喜び合い、その記憶も鮮やかなところへ初めての共演案が持ち込まれた。「信じられない奇跡が続く」と三好は感激を隠しきれない。一方の中牟礼は喜びを抑え、いつもの慎ましやかな態度を変えない。
■ライヴ当日、ステージに登場した二人はお互いに持ち寄った譜面を交換。事前の打ち合わせもまったくなく、ステージ上で初めて手の内を見せ合ったことになる。収録は有名スタンダード曲中心に選曲された全9曲、当日行われた2回のセットで演奏された曲をほぼパーフェクトに収録してCD化したもの。二人のそれぞれのソロ・ギターも収録(M5 三好、M6 中牟礼)、そして、三好が得意とするソロにユニゾンで口笛を合わせるという妙技をフィーチャーしたM4の“I Remember You”も聴きどころ。全曲で二人の魅力をたっぷりと堪能できる。あくまでもまろやかな三好に対し、ソリッド気味なサウンドの中牟礼。同じGibsonを抱えながらも音色は全く違います。そんな二人の暖かくも緊張感のあるインタープレイが見事に捉えられています。小ホールの自然のリヴァーブを捉えた優秀録音にも注目であります。
■<使用楽器&ギア>
中牟礼貞則
ギター: Gibson ES-175 1949年型改 (指板・ピックアップ他変更)
アンプ: Henriksen JAZZ AMP TEN (120w10インチスピーカー)
三好 “3吉”功郎
ギター: Gibson ES-175D エフェクター:Ibanez Digital Delay
アンプ::Gallien-Krueger 200MB改(w/JBL スピーカー)