妄想の一瞥

「存在の耐えられない軽さ」を音楽化

  • アーティスト:フレデリク・バル、ジャン=マルク・フォルツ、アニャ・リンデル
  • レーベル:KLARTHE
  • 品番:KLA-009
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

妄想の一瞥

①シューマン:ロマンス第1番Op.94の1(トマーシュ)
②同:ロマンス第2番Op.94の2(テレザ)
③同:ロマンス第3番Op.94の(サビナ)
④ショパン:前奏曲ホ短調Op.28の4(刹那)
⑤ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番Op.120の1~第2楽章(星の上)
⑥ドヴォルザーク:母が教えたまいし歌(かくあらねばならぬか?)
⑦タレガ(ノールマン編):アルハンブラの思い出(一瞥)
⑧タイユフェール:ヴォカリーズ(同じ奇妙な幸福)
⑨ドヴォルザーク:母が教えたまいし歌(かくあるべし!)

フレデリク・バル(演者)
ジャン=マルク・フォルツ(クラリネット)
アニャ・リンデル(ハープ)
録音:2014年1月/ラ・ビュイッソンヌ(ペルヌ・レ・フォンテーヌ)
★1968年のソ連の軍事侵攻時のプラハを舞台にしたミラン・クンデラの小説「存在の耐えられない軽さ」はカウフマン監督により映画化されて有名になりました。このアルバムは同小説の9つの部分を女優フレデリク・ベルが演じ、クラリネットのジャン=マルク・フォルツとハープのアニャ・リンデルが彩を添えます。
★映画でダニエル・デイ=ルイスが演じたトマーシュ、ジュリエット・ビノシュが演じたテレザ、レナ・オリンの演じたサビナをそれぞれシューマンの「3つのロマンス」で描き、舞台となっているチェコのドヴォルザークの「母が教えたまいし歌」を、ベートーヴェンが弦楽四重奏曲第16番の終楽章に書いた「かくあらねばならぬか?」「かくあるべし!」というモットーの具体化として用います。
★フレデリク・ベルは甲高いアニメ声の持ち主で、声優としても活躍しています。ハープのアニャ・リンデルはストラスブール出身でマリエル・ノールマン門下。2001年にコンサート鑑賞中、嵐のためにプラタナスの倒木が直撃し、下半身不随となりました。ハープに不可欠なペダル操作を独自の工夫で克服、見事な演奏を披露してくれます。とりわけ恩師ノールマンのハープ独奏用編曲によるタレガの「アルハンブラの思い出」では美しい語り口に引き込まれます。

トレイラーはこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=tuPQQzuT-_8
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