★ベートーヴェン・イヤー一番の抱腹絶倒CDが登場します。作曲家ロビン・メルヒオールがベートーヴェンの9篇の交響曲の有名なメロディを中心に、「月光」ソナタなど有名曲もさしはさみつつ再構築した9つの楽曲。それをヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネット、バスクラリネット、バリトン・サクソフォン各1にアコーディオン、ハープ、打楽器による「ポケット交響楽団」が演じる娯楽アルバム。
★コンセプトはベートーヴェンの生涯をムソルグスキーの「展覧会の絵」のスタイルで見て回るもので、深い知識に裏付けされた多くの仕掛けはベートーヴェン好きをニンマリさせます。アルバム・タイトルは聴覚障害に苦しんだベートーヴェンが聴いたらば、さぞや喜んでくれたであろうという自信にあふれています。
★意外なのはアコーディオンが違和感なく活躍すること。「田園」の冒頭を奏しているのは仰天されられますが、カラフルな色彩と教条的でない世界は大人から子供まで楽しめます。
★コロナ禍中の今年8月にフランスで録音されましたが、全員が楽しんで演奏しているのが伝わってきます。
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https://www.youtube.com/watch?v=Ln2luMjw07Q