★今最も注目されているフランスの現代作曲家オリヴィエ・カルメル(1974-)のコンチェルタンテ作品集4篇を収めたアルバムの登場です!音楽一家に生まれたカルメルはピアノとオーボエを学び、作曲をドミニク・ロッシに師事。彼のクラスで作曲賞(和声、対位法、フーガ)を、ギヨーム・コネソンのクラスではオーケストレーション賞を受賞。その後、即興演奏を学ぶためジャズピアニストのボヤン・ズルフィカルパシチとニコ・モレリのもとで研鑽を積みました。現在作曲家としてオーケストラ作品を手掛けるほか、コンポーザーピアニストとして自身が率いるピアノ、弦楽器と打楽器奏者によるアンサンブルバンド「Double Celli」のメンバーとしても活躍。クラシックの要素とジャズの即興演奏の見事な融合で高い評価を得ているアルバム「IMMATERIEL」(KRJ-009)、「Metamorphoses」(KRJ-030)でも注目されています。
★カルメルはJ.S.バッハ、ラヴェル、ドビュッシー、サン=サーンス、メシアン、バルトーク、ストラヴィンスキー、ペンデレツキ、ライヒ、ジョン・アダムス、ジョン・ウィリアムズ、そして父ロジェ・カルメルなど時代とジャンルを超えた作曲家からインスピレーションを得ていると語っており、個性的なキャラクターをもつカルメルの作品は様々な影響から生み出されていることがわかります。
★チェロとオーケストラのための交響的協奏曲「平和の儀式」ではなんとレ・シエクルとグザヴィエ・フィリップが演奏しております!この作品は20世紀のクラシック、エジプトの民族音楽、そしてリズミカルでハーモニーの美しいコンテンポラリージャズからインスピレーションを得て作曲。多様な音楽が混ざり合い新鮮な響きが生まれています。
★このほか、『ジキルとハイド』の物語をテーマとしたアルト・サクソフォン、ピアノと弦楽オーケストラのための二重協奏曲、米ホラー小説家ハワード・フィリップスの小説『クトゥルフの呼び声』をもとにしたホルン四重奏とオーケストラのための幻想的協奏曲、そしてジョン・ウィリアムズの作品からインスピレーションを得て作曲した木楽五重奏とオーケストラのための協奏曲『木の音楽』と様々なソロ楽器が登場する作品を収録。レ・シエクルなど優れた奏者たちが演奏していることからもカルメルの作品への注目度がうかがえます。
【平和の儀式】
トレイラーはこちら→
https://youtu.be/729jAggWArI
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【『ジキル博士とハイド氏』による幻想的狂詩曲】
トレイラーはこちら→
https://www.youtube.com/watch?v=l2l1XAmePDg
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トレイラーはこちら→
https://youtu.be/IapRYhJr1ro
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