★ショパンの練習曲の超絶技巧の編曲などでも知られるゴドフスキーが編曲したJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第2、3、5番のピアノ独奏版をディミトリー・パパドプーロスが録音しました!
★シリアとギリシャの血を引くパパドプーロスは、1985年アメリカのプリンストン生まれ。7歳のときにフランス、ストラスブールに移り住み同地でピアノを学び始め、その後ドイツなどで研鑽を積みました。サン・ノム・ラ・ブルテッシュ国際ピアノコンクール第1位、ヴィレーヌ国際コンクール第1位などの入賞歴を誇ります。演奏活動の傍ら2014年よりジュネーヴ音楽院で後進の育成にも力を入れております。
★ゴドフスキーが編曲したバッハの3つの組曲はいかにも彼らしい超重量級の重音の連続。またはスタッカートも多用した楽章もあるなど各組曲の対比も実に面白い編曲です。難曲ゆえ、この3曲を揃えた録音が少ないだけにパパドプーロスの卓越した技術で聴ける当録音は大歓迎といえましょう!なお、使用楽器は102鍵をもつステファン・ポレロ製のピアノです。この楽器は倍音のスケール、とりわけ低音の鳴りが通常の88鍵ピアノとは異なります。ゴドフスキーのすごみが一層伝わってきます!
トレイラーはこちら→
https://youtu.be/ar7h9pCwB8M