ラヴェル:クープランの墓

ラトル&LSO
2016年1月ライヴが映像で登場!
ラトル渾身のフランス・プログラム

  • アーティスト:サー・サイモン・ラトル
  • レーベル:LSO LIVE
  • 品番:LSO-3038
  • ジャンル: ジャンル クラシック 管弦楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:1DVD + 1Blu-ray
  • その他の製品情報:Audio 2.0 stereo 24bit 48kHzPCM
  • 収録時間:95:40

TRACK LIST

ラヴェル:クープランの墓〔プレリュード- フォルラーヌ-メヌエット-リゴドン〕

アンリ・デュティユー:ヴァイオリン協奏曲「夢の樹」

モーリス・ドラージュ:4つのインドの詩

アンリ・デュティユー:メタボール

ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲



サー・サイモン・ラトル(指揮)

ロンドン交響楽団

レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)

ジュリア・ブロック(ソプラノ)

収録:2016年1月13日、バービカン・ホール(ライヴ)

〔映像監督:フランソワ=ルネ・マルタン、オーディオ・プロデューサー:ニコラス・パーカー、

サウンド・エンジニアリング:クラシック・サウンド・リミテッド〕

★LSO Liveから、映像商品の初登場!ラトル渾身のフランス・プログラム。LSOのパート間の響きの絶妙なバランスの巧さが存分に引き出されたライヴです。
★LSO Live では、2012年から、バービカン・センターでの演奏会をライヴ収録してきていますが、このたび満を持しての映像商品初登場(ブルーレイディスクにボーナスとして映像が収録されていたものもありましたが、純粋な映像商品としては初)。DVDとブルーレイがセットになったかたちでの発売となります。映像監督はフランソワ=ルネ・マルタン。
★2017年9月から正式に音楽監督に就任するラトル。既にLSO Liveからはシューマンの楽園とペリ(LSO 0782)がリリースされており、相性の良さと信頼度の高さは広く認められているところ。ラヴェル、デュティユーというフランス音楽の核を成す存在である作曲家の作品と、ラヴェルに師事したドラージュの作品も取り入れたフランス・プログラム、注目です、
★ラヴェルの「クープランの墓」のオーケストラ版は、とりわけオーボエに超絶技巧が要求されますが、首席奏者スタンキエーヴィチが完璧な演奏を披露。デュティユーの「夢の樹」はラジオ・フランスの委嘱を受けて、I.スターンとフランス国立管のために、1983-85年にかけて作曲、1985年に初演されました。木が枝や葉を伸ばしていくように、連続して増えていくプロセスを描いた作品を、名手カヴァコスとLSOが見事な集中力で展開。「メタボール」は、ドビュッシーを思わせる響きの変奏曲のかたちをとった作品。LSOの音響の混ざり合いの妙を楽しめます。ドラージュの「4つのインドの詩」は、1912年にソプラノと室内アンサンブル(フルート2、オーボエ、クラリネット2、弦楽四重奏)のために作曲されたもの。ドラージュはラヴェルに師事し、「俳諧」など、 異国趣味の作品をのこしています。この「4つのインドの詩」は、インド旅行の後に書かれ、インドの旋律とリズム形式を西洋の楽器で様々に再現する作品。ジュリアン・ブロックの歌唱も光る、貴重な新録音の登場です。そしてプログラムの掉尾を飾るのは、ラトルがこれまでに頻繁に取り上げている得意演目、ダフニスとクロエ第2組曲。ラトルの緻密な指揮にLSOが一ミリの乱れもなく反応しています。

Artist

ジュリア・ブロック(ソプラノ)
アメリカ出身のソプラノ。オペラから歌曲、室内楽まで、また古典から現代まで、幅広いレパートリーをもち世界で活躍している。ピーター・セラーズはアーティスティック・パートナー。2016年夏にはセラーズが新演出を手がけたサーリアホの「シモーヌの受難」に登場、絶賛された。このドラージュの「4つのインドの詩」がLSOデビュー作。

レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
澄んだ音と端正な演奏スタイルで、現代でも最高のヴァイオリニストの一人。アテネの音楽一家に生まれ、1985年シベリウス国際コンクール、98年パガニーニ国際コンクールで優勝。ゲヴァントハウス管、ロンドン響、クリーヴランド管といったオーケストラの常連ソリストとして活躍、幅広いレパートリーでリサイタルや室内楽にも力を入れ、CDも多くの賞を受賞している。

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