★1958年アルジェリア、オラン生まれ。10歳でフランスに移住し、1980年代初頭には、同じマグレブ系移民と共に“カルト・ド・セジュール”を結成。のちにソロ・アーティストとしてデビューし、数々の話題作を放ったカリスマ・ロッカー、ラシッド・タハ。本作は、2018年9月、心臓発作で突然の死を迎える前に録音をしていたタハの遺作!!!
★共同制作者でもあるToma Fetermanのプロデュースで、アルバム名は『Je Suis Africain』。“Je Suis Africain”とは“私はアフリカン”という意味で、10曲を収録。アルジェリアのシャービ、グナワのリズムと、ルーツに根差したサウンドに、ラップ、ジプシー・ジャズ、バルカン的なブラス、中東的な旋律、ロック、エレクトロと、様々な音楽要素が交錯し、融合している。移民として生きたアルジェリアのロッカーとしての誇りと表現、哀愁、ある種のノスタルジーがまじりあう。