大萩康司(ギター)
Yasuji Ohagi, guitar
フランスのパリ・エコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院、イタリアのキジアーナ音楽院で学ぶ。これまでに萩原博、中野義久(フォレストヒル・ミュージックアカデミー)、福田進一、O.シャッサン、O.ギリアに師事。明治安田クオリティオブライフ文化財団の奨学生として1998年ハバナ国際ギター・コンクールを受け、第2位、及び審査員特別賞受賞。2000年ビクターエンタテインメントより専属アーティストとしてCDデビュー。2003年ワシントン·ケネディ·センター初公演はインターネットで全世界同時配信された。2005年キューバ音楽見本市「CUBADISCO 2005」に邦人クラシック·ギタリスト初出演、2010年国際交流基金によるカナダ5都市ツアー、2014年モスクワ、台湾、コロンビアでの国際ギターフェスティバル、日・玖国交400年記念事業公演、2015年セイジ・オザワ松本フェスティバルではサイトウ・キネン・オーケストラに参加し、ベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏、2015年から3年ハクジュホールでのセルフプロデュース「ギターと声」で波多野睦美との共演によるC=テデスコ「プラテーロとわたし」全曲演奏(2016)や権代敦彦作曲「愛と死」のヴォーカルアンサンブル”ヴォクスマーナ”との世界初演(2017)などギターの可能性を追い続ける。霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、ラ・フォル・ジュルネTOKYO、など主要音楽祭にも参加。オーケストラとの共演、室内楽、ソロ演奏ほか、秋吉台国際芸術村のミュージック・アカデミーや各地でのマスタークラスで後進の指導にも力を注ぐなど、国内外で活動を展開。「NHKトップランナー」「スタジオパークからこんにちは」「クラシック倶楽部」「らららクラシック」「情熱大陸」「題名のない音楽会」「たけしの誰でもピカソ」等メディア露出も多数。2000年デビュー以来20枚以上のCD、2枚のDVDをリリース。近年では2020年「池辺晋一郎 室内楽作品集Ⅲ」、宮田大(Vc)とのデュオアルバム「Travelogue」、荘村清志、福田進一、鈴木大介(各Gt)とのアルバム「DUO2」、2021年、広田智之(Ob)とのデュオアルバム「Cantilene」、江戸聖一郎(Fl)とのデュオアルバム「DOTS AND LINES」をリリース。本作品はセルフレーベル第1作目の「プラテーロとわたし」に続く第2作目となる。
第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。
大阪音楽大学、及び洗足学園音楽大学客員教授。
使用楽器は1962年製R.ブーシェ、1958年製I.フレタⅠ世など。
2021年、故郷である宮崎県小林市の「ふるさとこばやし大使」に任命された。
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