エディション・ホーフカペレ1~ハルモニームジーク

クラリネットの名手ロレンツォ・コッポラ
ボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーとともに
18世紀後半の宮廷音楽を再現!

  • アーティスト:ロレンツォ・コッポラ
  • レーベル:MDG
  • 品番:MDG-93822506
  • ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:Stereo/5.1/2+2+2
  • 収録時間:72:14
  • 付属品:輸入盤・日本語帯付

TRACK LIST

エディション・ホーフカペレ1~ハルモニームジーク

ベートーヴェン:
・八重奏曲 Op.103
・八重奏のロンディーノ変ホ長調 WOo25
・六重奏曲Op.71
グレトリ: 歌劇《獅子心王リシャール》~ 組曲第2番(フランツ・エーレンフリート編)
ライヒャ(レイハ):管楽パルティータ(六重奏曲)

ロレンツォ・コッポラ(芸術監督)
ボン宮廷楽団(ボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバー)
山本啓太(オーボエ1)
スザンネ・ファン・ズーレン=ルッカー(オーボエ2)
ハンス=ヨアヒム・モーマン(クラリネット1)
フローリアン・ギスリング(クラリネット2)
ダニエル・ローミュラー(ナチュラルホルン1)
ローハン・リヒャルツ(ナチュラルホルン2)
鈴木 優人(ファゴット1)
ヘニング・グロスカース(ファゴット2)
フランク・ゴイアー(コントラバス)
録音:2021年1月27-29日、5月21-22日
ラ・レドゥーテ、ボン=バート・ゴーデスベルク
プロデクション:ヴェルナー・ダブリングハウス
プロデューサー:フリードリヒ・ヴィルヘルム・ ロディン
★当シリーズは、古楽器のスペシャリストでもあるロレンツォ・コッポラが、ベートーヴェンを主軸に、周辺の音楽、作曲家にも焦点を当て、当時の宮廷音楽「ハルモニームジーク」を再現していく試み。録音に使用されたボン=バート・ゴーデスベルクのロココ調のホールの響きも美しく、MDGの立体的な録音で当時の雰囲気を楽しむことができます。18世紀後半に流行した「ハルモニームジーク」。木管楽器を主体とし、ホルンやコントバラスを加えたアンサンブルで、当時は大編成の作品を手軽に楽しむために、オペラやオーケストラの作品から編曲され演奏されていました。このアルバムでは、楽聖ベートーヴェンの生誕の地ボンを本拠地とし、1907年に設立されたボン・ベートーヴェン管弦楽団のメンバーによって編成された、クラリネットの名手でもあるロレンツォ・コッポラ率いるボン宮廷楽団による演奏でお聴きいただけます。
★ベートーヴェンのボン時代、マクシミリアン選帝侯の食卓音楽のために書かれた「八重奏曲」。美しい旋律がふんだんにちりばめられ、作曲技法的にも実に凝って作られており、一種の娯楽のための音楽としては超一級の作品。そしてボンで完成した八重奏曲は、ウィーンでハイドンの指導により改訂され、その際に新しいフィナーレとして書かれたのが、8本の管楽器による美しい響きが特徴の「ロンディーノ」。さらに故郷ボンを離れウィーンに渡ったベートーヴェンが、ピアニストとしての地位を確立する前のウィーン初期に書かれた、2本のホルン、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロという珍しい編成の六重奏曲も収録されています。その他ベートーヴェン以外の当時の作曲による作品も取り上げられています。ベートーヴェン自身も気に入って、ピアノの変奏曲にもメロディを引用しているグレトリの 歌劇《獅子心王リシャール》。18世紀後半絶大なる人気を博していたグレトリ。前述のような理由で、オペラのような大規模作品を頻繁に上演することは難しいため、この人気作《獅子心王リシャール》も、宮廷のオーボエ奏者であったフランツ・エーレンフリートが編曲したハルモニームジーク版で瞬く間に人気作となりました。そしてベートーヴェンと同い年のチェコの作曲家ライヒャ(レイハ)の六重奏曲。ボンの宮廷楽団ではフルート奏者を務め、ウィーンでもベートーヴェンと親交があったといいます。管のための重要な作品を多く残しています。
0760623225067

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