マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」(ハインリヒ・フォン・ボックレット編・2台ピアノ8手版)

世界初録音!
2台8手によるマーラーの「復活」

  • アーティスト:ブライアリー・カッティング、アンジェラ・ターナー、スティーヴン・エマーソン、スチュワート・ケリー
  • レーベル:MELBA
  • 品番:MR-301144
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:78:00

TRACK LIST

マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」(ハインリヒ・フォン・ボックレット編・2台ピアノ8手版)

ブライアリー・カッティング、アンジェラ・ターナー、スティーヴン・エマーソン、スチュワート・ケリー(Pf)
★マーラーの交響曲第2番「復活」は1894年に完成されました。その初演に先立ち、ベーン編曲による2台ピアノ4手版で試演されましたが、1895年にハインリヒ・フォン・ボックレットが4人のピアニストのための2台ピアノ8手用編曲を行いました。さらに4年後の1899年にブルーノ・ワルターが1台ピアノ4手版編曲をしたため、作曲者公認のものとして3種のピアノ・デュオ編曲が知られています。ベーンの2台版、ワルターの連弾版はすでに録音が存在しますが、2人の独唱と合唱、オルガンやバンダまで含む大編成の原曲は4本の手に余るため、倍の8手による効果と表現力が強みを発揮します。
★オーディオが生まれる以前、大規模なオーケストラ曲を鑑賞する手段はピアノ用編曲が一番でした。そのなかで2台ピアノを4人で演奏する8手は、多くの音を再現できるだけでなく、技術的負担も軽減され、さらに演奏に加わる楽しみもあることで、今日の想像以上にポピュラーで多くの編曲が産み出されました。この「復活」もそのひとつで、19世紀後半の愛好家の音楽需要が伺える点でも重要な資料と申せましょう。
★4人で弾くため、クライマックスの盛り上がりと音量はすさまじいのひとことに尽きますが、全体としては思いのほかすっきりしていて室内楽的なのに驚かされます。独唱や合唱の部分も工夫がなされていて思わずひきこまれる世界となっています。
★演奏の4名はいずれもオーストラリアの実力派。ブライアリー・カッティングとアンジェラ・ターナーはデュオを組んでもいて、絶妙なバランスを聴かせてくれます。
★マーラーの交響曲第2番がまったく新しいピアノ曲として眼前に姿を現します。
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