Live in Cologne 1954

1954 年の1月、レナード・フェザーの音頭で実現した
ツアー“Jazz Club USA”から
ビリー・ホリデイとバディ・デフランコの音源をカップリング

  • アーティスト:Billie Holiday - Buddy Defranco Quartet
  • レーベル:JAZZLINE
  • 品番:N-77015
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Billie Holiday - Buddy DeFranco Quartet / Live in Cologne 1954


Billie Holiday:

1. Billie´s Blues 2. All Of Me 3. I Cover The Waterfront 4. Them There Eyes

5. My Man 6. What A Little Moonlight Can Do


Buddy DeFranco Quartet:

7. I´ll Remember April 8. Over The Rainbow 9. Now´s The Time

10. Bass Solo 11. Sweet Georgia Brown


メンバー:Billie Holiday & Band: Billie Holiday (voc), Carl Drinkard (p), Red Mitchell (b), Elaine Leighton (ds)

Buddy DeFranco Quartet: Buddy DeFranco (cl), Sonny Clark (p), Gene Wright (b), Bobby White (ds)


☆1954 年の1月、レナード・フェザーの音頭で“Jazz Club USA”と題されたツアーがヨーロッパ各国で開催されました。参加したのは、ベリル・ブッカー・トリオ、レッド・ノーヴォ・トリオ、バディ・デフランコ・クァルテット、そしてピアニストのカール・ドリンカードを伴ったビリー・ホリデイという顔ぶれで、そのツアーからはこれまでにもライヴ演奏を収めたアルバムが何枚か世に出ていますが、これは、1月22日のケルンでのコンサートから、ビリー・ホリデイのステージとバディ・デフランコ・クァルテットのステージをカップリングした作品。この日は、最後にすべてのグループから演奏者が加わってビリーが歌うというジャム・セッションも行われました。(その音源は他のレーベルからCDが出ていますが、)今回はそれは含まれておらず、ビリー・ホリデイとバディ・デフランコそれぞれのステージを完全収録したものとなっています。

☆このツアーで、ビリーは、彼女の伴奏をつとめたいというベーシストとドラマーを見つけるのに苦労しましたが、結局、レッド・ノーヴォ・トリオのレッド・ミッチェルと、ベリル・ブッカー・トリオの女性ドラマー、エレイン・リートンがその役を買って出て、ビリーは無事ステージをつとめることができたと言われています。リハーサルをする時間もなかったというのに、彼女の歌はいつにも増して説得力に溢れ、聴衆に大きな感動を与えています。ソニー・クラークを含むデフランコのクァルテットの録音は、このツアーでは他に残されておらず、しかも、<虹の彼方に> はクラーク・トリオの演奏、そして<ベース・ソロ>はタイトルどおりジーン・ライトを全面にフィーチュアした演奏となっているので聴き逃せません。


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