•エスペラント語で「手漕ぎ舟」を意味するRemboato(レムボート)をグループ名に、演奏家としてはもちろん、作曲家としても現在のジャズシーンで最高と言える藤本一馬、栗林すみれ、西嶋徹、福盛進也の4人が結集したスーパーグループのデビュー作です。
•それぞれ共演経験がありつつ、この4人での初となった2021年3月のライブでは、メンバー自身も驚くほどの完成度を持つオリジナルな音楽が産まれました。コロナ禍の中、その透明感溢れる叙情的なバンドサウンドをさらに繊細で骨太なものに練り上げ、2021年夏に満を辞してレコーディング。本作は、音楽が産まれる“驚き”と“喜び”を結晶化させた特別な作品となっています。
• “Nordo(北)” “Sudo(南)”と題された2枚のアルバムには、4人の作曲家の傑作とも言える、日本人ならではの情感を湛えた作品が10曲収められています。互いの曲をリスペクトし、深く理解し合った演奏が曲のポテンシャルを極限まで引き出し、真の日本生まれの音楽を作り上げました。
•4人が紡ぎ出すサウンドは、淀みなく流れる水のように消えゆく音を景色に変え、懐かしい風景さえ新しく出逢ったものと感じさせる、nagaluレーベルのコンセプト「流水不腐」を正に体現するカルテットです。
•本作はレーベルnagaluのコンセプトのひとつである、最新のモノラル録音/ミックスで行われています。福盛進也のディレクションならではの愛のある生々しい空間性を実現させたモノラルサウンドの新たな魅力を堪能できる作品となっています。
トレイラーはこちら→
https://youtu.be/S84SQSfnb0E