★2019年にJazz à Saint-Germain-des-Prèsコンクールで優勝した若手トリオのデビューアルバム。
★リーダーのノエ・クレールは1996年生まれ、多方面で活躍するアコーディオン奏者。パリのコンセルヴァトワールでクラシックと現代音楽、ジャズと即興音楽を学んだ。ジャズやワールドミュージックのグループ、セルビアのアンサンブル「Undectet Band」や「Magic Malik」、イスラエルのウード奏者Habib Shehadeh Hannaとのジャズとアラブ音楽をミックスしたプロジェクト「Our Story」、バルカン音楽のアンサンブル「Kosmopolitevich Orchestar」など、フランス国内や海外のさまざまなグループと共演し、アルバムを制作。Kalasetuという団体に招かれてインドでタブラ奏者のザヒーン・カーンや歌手のウジワル・ナガーとコラボレーション、ロレーヌ国立歌劇場、ポッシュ交響楽団、ノルマンディー地方管弦楽団などのクラシックのオーケストラや室内楽のアンサンブルとも共演するなど、ジャズ、クラシック、ワールドミュージックの垣根を超えて活躍中。
★Vincent Peiraniの芸術監督のもと、ゲストとしてチェロ奏者のVincent Segalとウード奏者のHabib Shehadeh Hannaが参加。ジャズ・トリオの伝統に根ざしながらも、本作では自作曲で勝負。アルメニアや黒海の伝統的なメロディーから、20世紀の印象派の作曲家によるメロディーまで、さまざまな影響をミックスした独自の音楽に仕上がった。