バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):L’Eraclito amoroso
フランチェスカ・カッチーニ(1587-after 1641):Ferma Signore, arresta *
ロドヴィコ・グロッシ・ダ・ヴィアダーナ(c. 1560-1627):Et absterget Deus *
マクシミリアン・ブリッソン:Recercada sobre La Spagna * (2021)
ロドヴィコ・グロッシ・ダ・ヴィアダーナ:Quæmadmodum desiderat *
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(c. 1550-1627) after ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(c. 1525-1594):Io son ferito
バルトロメオ・バルバリオ(fl. 1584-1624):Ohimè questi sospiri *
シジスモンド・ディンディア(c. 1582-1629):Da l’onde del mio pianto
作者不詳 attr. ハインリヒ・シャイデマン(c. 1595-1663):Pavana Lachrymae WV 106
ジョヴァンニ・バッサーノ(c. 1560-1617) after チプリアーノ・デ・ローレ(c. 1515-1565):Anchor che col partire
マクシミリアン・ブリッソン after ジャック・アルカデルト(1507-1568):Il bianco e dolce cigno passeggiatto alla bastarda * (2016)
バルバラ・ストロッツィ:Lagrime mie
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):Canzon per basso solo detta La Tromboncina F8.06a
シジスモンド・ディンディア:Piangono al pianger mio
マクシミリアン・ブリッソン:Sonata per il Trombone solo. Grave * (2023)
★トロンボーン奏者のマクシミリアン・ブリッソンは2018年に「Flow my tears」と題して、様々な楽器でダウランドの有名な「流れよ、わが涙」を演奏するリサイタルを開きました。このアイデアを発展させて出来たのがこのアルバム。16~17世紀に作曲された聖歌と世俗歌曲をトロンボーンで奏するという大きな内容になっていますが、その根本には「流れよ、わが涙」を演奏したリサイタルの経験が息づいているそう。人間の感情を語る楽器として素晴らしく饒舌なトロンボーンを駆使した1枚です。