オレンジの樹のある中庭 ~セビリア大聖堂にまつわるルネサンス音楽集
リコーダー・コンソートの響きと
スペイン・ルネサンスの香り。
時代特有の雰囲気に満たされた1枚
- アーティスト:ロイヤル・ウィンド・ミュージック
- レーベル:PAN CLASSICS
- 品番:PC-10448
- ジャンル:
ジャンル
クラシック
音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:60:48
TRACK LIST
オレンジの樹のある中庭 ~セビリア大聖堂にまつわるルネサンス音楽集
〈オレンジの樹の中庭〉
即興:Istijbar Raml-al-Maya
作者不詳(15世紀後半):Propiñan de melyor
〈聖母マリアの祭壇〉
ペドロ・デ・エスコバル(1465頃–1535頃):Virgen bendita sin par
フランシスコ・ゲレーロ(1528–1599):Virgo prudentissima
クリストバル・デ・モラーレス(1500頃–1553):Regina caeli, laetare
〈ヒラルダの塔から街を見下ろす〉
フアン・バスケス(1500頃–1560頃):Del rosal sale la rosa / ¿Qué razón podéis tener? / Morenica me era yo
ミゲル・デ・フエンリャーナ(1553頃活躍–1578):Tiento del IV tono / Fantasia No.34 sobre un passo forçado, Ut re mi fa sol la
〈アンティグア聖母礼拝堂、フランシスコ・ゲレーロとフランシスコ・ペラーザの墓前で〉
ペドロ・デ・エスコバル:Agnus Dei
フランシスコ・ゲレーロ:In elevatione Domini: Hei mihi, Domine
フランシスコ・ペラーザ(1564–1598):Medio registro alto (de) primer tono
〈聖歌隊の裏側、エルナンド・コロンの墓前で〉
エンリケ・フォクサー(1488没):Pues con sobra de tristura
作者不詳(15世紀後半):N iña y viña
〈チャプター・ハウス〉
アロンソ・ムダーラ(1510頃–1580):Tiento II & Fantasia XVIII sobre fa, mi, ut, re. Segundo tono / Fantasia XVI. Primer tono / Pavana I / Gallarda
〈聖歌隊〉
アロンソ・ロボ(1555-1617):Vivo ego, dicit Dominus
フランシスコ・デ・ペニャローサ(1470頃–1528):Agnus Dei III (Vita dulcedo/De tous bien playne)
〈オレンジの樹の中庭〉
即興:Istijbar Raml-al-Maya
マリア・マルティネス・アイェルサ(編曲、指揮)
ロイヤル・ウィンド・ミュージック(リコーダー合奏)
録音:2022年8月22-25日/オランダ
★11人のリコーダー奏者からなる「ロイヤル・ウィンド・ミュージック」によるルネサンス音楽集。大小12種類(ソプラニーノ1、ソプラノ2、アルト2、テナー2、バセット2、グレート・バス1、コントラバス1、サブ・コントラバス1)のルネサンス・リコーダーを駆使し、驚くほど雄弁なサウンドを創生しています。ブックレットには各曲でどのリコーダーを誰が吹いてるのかを表したリスト付き。
★舞台はスペインの誇る最大規模の聖堂、セビリア大聖堂。モスクの跡地に建てられ、モスクの名残である「ヒラルダの塔」などもあるユニークな建造物です。中庭はオレンジの樹があり、アルバム・タイトルのもとになっています。
★アルバムはセビリア大聖堂を中庭から始まりぐるりと回遊し、また中庭に戻ってくる構成で、そこにスペイン・ルネサンスの大作曲家たちの作品が散りばめられているというもの。時代の香りが漂ってくるような雰囲気がたまらない1枚です。
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