修道院のリュート、「マンドラ」 ~ クレムスミュンスター修道院の室内楽

リュートとギターの間に生まれ
失われた楽器マンドラ

  • アーティスト:ヤクブ・ミトリク、ビーバー・コンソート
  • レーベル:PAN CLASSICS
  • 品番:PC-10463
  • ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:60:53
  • 入荷予定時期:2025年1月下旬

TRACK LIST

修道院のリュート、「マンドラ」 ~ クレムスミュンスター修道院の室内楽

作者不詳(1760頃):四重奏曲 ニ長調(トラヴェルソ、ヴァイオリン、マンドラ、チェロ)
マティアス・ジギスムント・ビーヒテラー(1668-1743):聖スコラスティカのアリア(歌、ヴァイオリン、サルテリオ、マンドラ、チェロ)
作者不詳(1760頃):三重奏曲 イ長調(ヴァイオリン、マンドラ、チェロ)
作者不詳(1730頃):独奏曲 ハ長調(マンドラ)
フランツ・クサヴァー・ジュスマイヤー(1766-1803):アリア『Juhe, nun will ich leben』
(歌、マンドラ)
作者不詳(1760頃):三重奏曲 ニ長調(トラヴェルソ、マンドラ、チェロ)
モーツァルト(1756-1791):アリア『この聖なる殿堂では』(歌、マンドラ)
作者不詳(1730頃):4声のパルティータ イ長調(ヴァイオリン2、マンドラ、チェロ)

ヤクブ・ミトリク(マンドラ)
ビーバー・コンソート
録音:2024年5月27-29日/オーストリア、聖フローリアン修道院、夏の食堂
★「マンドラ」はギターの登場とともに次第に姿を消し、1820年頃から今日に至るまで完全に忘れ去られていたリュート族の楽器です。弦が14本にも及び演奏も複雑になっていったバロック・リュートへの反動で作られたもので、後のギターと同様の調弦を持つ6弦(うち下5本は複弦)の楽器もありました。特にベネディクト派の修道院で人気があり、ソロや室内楽用の楽器として重宝され、多くのアレンジされた譜面が残されています。
★リュート奏者のヤクブ・ミトリクはマンドラとそのレパートリーを復活させることを目標に、これらの作品を世の中にはじめてCDで紹介。通奏低音楽器の枠を超えた表現が可能になったマンドラの魅力をお聴きいただけます。使用している楽器は9弦のもので、上5本の調弦はギターと同じ「e'-b-g-d-A」、そこから下の4本はバロック・リュートの低弦のように順次下降の音階になっています。
7619990104631

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