★博学ロバート・レヴィンが実力派の演奏家とともに録音を実現しているLE PALAIS DES DEGUSTATEURSレーベルからの新録音は、シューベルトのピアノ三重奏曲全集です。共演は現在ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターのノア・ベンディックス=バルグリーと、かつてボザール・トリオのメンバーとしても活躍し、現在グァルネリ弦楽四重奏団のチェロ奏者をつとめるピーター・ワイリーという室内楽のエキスパートが揃った豪華メンバーによる演奏です!
★著名なピアニストにして音楽学者、作曲家のロバート・レヴィンはJ.S.バッハやモーツァルトなど18世紀の作曲家による未完の作品の校訂および補筆を行なっており、モーツァルトのレクイエムではモーツァルト自身のスケッチに基づいて改訂を行うなど、その功績は高く評価されております。ここに収録されたシューベルトでも博学レヴィンらしいこだわりをもった内容。ピアノ三重奏曲第2番の最終楽章では原典版と出版時にカットした版を収録しております。このカットは展開部の98小節を含め、846小節にもおよびます。楽曲を知る上でのお手本ともいえる精緻な演奏でシューベルトのピアノ三重奏曲の世界を堪能することができます。