カール・ベーム~エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.45

これは凄い、ベーム& ドレスデンの1979年告別ライヴが日の目を見た!

  • アーティスト:カール・ベーム
  • レーベル:Profil
  • 品番:PH-19023
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • その他の製品情報:MONO STEREO
  • 収録時間:46:12 75:18

TRACK LIST

**カール・ベーム~エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.45**



**Disc 1**

①シューベルト:交響曲第5 番変ロ長調D485

②カール・ベーム自身を語る(ラジオ番組「音楽的自画像」1956年10月6日放送から)

1942年6月12日①(ドレスデン衛生博物館所蔵音源)



**Disc 2 カール・ベーム、ドレスデン告別演奏会1979**

①シューベルト:交響曲第8 番ロ短調D759「未完成」

②同:交響曲第9番ハ長調D944「グレート」

③聴衆の喝采に対するベームのスピーチ

1979年1月12日/ドレスデン文化宮殿ホール(ライヴ)



カール・ベーム(指揮)

シュターツカペレ・ドレスデン

★カール・ベーム(1894-1981) は1934年にからシュターツカペレ・ドレスデンの総監督に就任、1943年まで務めました。その間、リヒャルト・シュトラウスの歌劇「無口な女」や「ダフネ」を世界初演するなど、戦前のドイツ音楽界を華やかに飾りました。
★放送用録音はアセテート盤を用いていたため時間の制約があり、小品中心でした。それらは「エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.43」にベーム指揮のポピュラー小品が集められていますが、1941-2年のシーズンからは磁気テープが開発されたため、交響曲の楽章をカットや中断なし放送が実現しました。ドレスデン衛生博物館の舞台を放送スタジオにして新たなページが始まりましたが、その記念すべき第1 号がベーム指揮によるシューベルトの交響曲第5番だったとされます。それをここで聴くことができます。
★興味深いのが、北ドイツ放送が行なっていた1956年10月のラジオ番組でベームが音楽的自画像を語ったもの。そこではリヒャルト・シュトラウスの思い出などの面白い話が豊富に語られます。そこにはベーム指揮による「ばらの騎士」のワルツや、ベームに捧げられた歌劇「ダフネ」の終曲もかけられます。
★それ以上に注目なのが、最晩年のベームが1979年1月12日にドレスデン文化宮殿ホールで行った告別演奏会が日の目を見たこと。曲はシューベルトの「未完成」と「グレート」の2大交響曲というのも魅力。これまでは「グレート」のみがDGから発売されていましたが、今回は同時に演奏された「未完成」を加えての登場となります。終演後鳴りやまぬ拍手に対してベームが行なった感動的なスピーチが収録しているのも貴重。神々しいまでの「未完成」と「グレート」の名盤が1枚加わったと申せましょう。超オススメ。

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