スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・ラフマニノフ&プロコフィエフ

リヒテル・ファンでさえ知らなかった幻の音源続出。
シリーズ最高のリヒテルBox登場!

  • アーティスト:スヴャトスラフ・リヒテル
  • レーベル:PROFIL
  • 品番:PH-19052
  • ジャンル: ジャンル クラシック 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:11CD
  • その他の製品情報:MONO

TRACK LIST

スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・ラフマニノフ&プロコフィエフ

Disc 1 52:35 ラフマニノフ
①ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(改訂版)
②ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1(改訂版)
オレグ・アガルコフ(指揮)ソヴィエト国立交響楽団①、
クルト・ザンデルリンク(指揮)モスクワ放送交響楽団②
1949年3月9日①、55年2月18日②/モスクワ(セッション)

Disc 2 67:25 ラフマニノフ
①ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
②ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
クルト・ザンデルリンク①、ニコライ・アノーソフ②(指揮)ソヴィエト国立交響楽団
1959年2月6日①、48年5月19日②/モスクワ(ライヴ)

Disc 3 50:49 ラフマニノフ
①練習曲「音の絵」~嬰ハ短調Op.33の9/ニ短調Op.33の5/変ホ短調Op.33の6/ハ短調Op.39の1/イ短調Op.39の2/嬰ヘ短調Op.39の3/ロ短調Op.39の4/ニ長調Op.39の9/ハ短調Op.39の7
②メロディOp.3の3(原典版)
③クライスラー(ラフマニノフ編):愛の喜び
④ここは素晴しい場所Op.21の7/ミュッセからの断片Op.21の6
ニーナ・ドルリアク(ソプラノ)④
1950年代初頭①、52年1月10日②、47年③、53年11月21日④/モスクワ(ライヴ)

Disc 4 55:59 ラフマニノフ
①前奏曲~嬰ヘ短調Op.23の1/イ長調Op.32の9/ロ短調Op.32の10/嬰ト短調Op.32の2/変イ長調Op.23の8/ハ長調Op.32の1/変ロ短調Op.32の2/ヘ長調Op.32の7/変ロ長調Op.23の2/ニ長調Op.23の4/ト短調Op.23の5/ハ短調Op.23の7/ヘ短調Op.32の6
②前奏曲~嬰ヘ短調Op.23の1/変ロ短調Op.32の2/変ロ長調Op.23の2/ニ長調Op.23の4/ト短調Op.23の5/ハ短調Op.23の7
1959年2月1日/レニングラード(ライヴ)①、
60年3月3日(Op.32の6のみ)/キエフ(ライヴ)、
59年4月28日-5月2日/ワルシャワ(セッション)②

Disc 5 58:14 プロコフィエフ
①ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10
②ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
③ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
キリル・コンドラシン(指揮)モスクワ・ユース管弦楽団①、
キリル・コンドラシン(指揮)モスクワ・フィル②、
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団③
1952年/モスクワ①、61年4月21日/モスクワ(ライヴ)②、
58年6月4日/レニングラード(ライヴ)③

Disc 6 53:00 プロコフィエフ
①ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
②ロンド第2番ロ短調Op.52
③田園風ソナチネOp.59の3
④ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
1961年11月30日①、52年4月4日②、56年10月6日④/モスクワ(ライヴ)、
60年7月16日/キエフ(ライヴ)③

Disc 7 74:50 プロコフィエフ
①ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
②ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
③ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
1958年6月29日①、61年4月17日②/モスクワ(ライヴ)、46年(ライヴ)③

Disc 8 53:10  プロコフィエフ
①ピアノ・ソナタ第9番ハ長調Op.103
②ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
1951年12月24日/モスクワ(ライヴ)①、
61年7月28日-8月1日/ロンドン(セッション)②

Disc 9 56:22 プロコフィエフ
①悪魔的暗示Op.4の4
②束の間の幻影Op.22~1,3,4,5,6,8,9,14,15,18,20曲
バレエ音楽「シンデレラ」(作曲者編)~
③争いOp.102の3/④ガヴォットOp.95の2/⑤冬の精Op.97の3/⑥東洋風Op.97の6/⑦シンデレラと王子のワルツOp.102の1
⑧伝説Op.6の12
⑨舞曲Op.32の1
⑩ワルツOp.32の4
⑪風景Op.59の2
⑫思考~アンダンテOp.62の3
⑬ワルツ(歌劇「戦争と平和」より)Op.96の1
⑭悪魔的暗示Op.4の4
1961年4月17日①②④⑧⑨⑩、51年12月16日③⑥、58年4月16日⑤⑦、61年4月27日⑭/モスクワ(ライヴ)、
60年10月23日/ニューヨーク(ライヴ)⑪、
60年7月16日⑫、62年7月10日⑬/キエフ(ライヴ)

Disc 10 60:45 プロコフィエフ
①交響的協奏曲Op.125
②チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、スヴャトスラフ・リヒテル(指揮)モスクワ・ユース管弦楽団①
1952年2月16日①(世界初演)、51年12月16日②/モスクワ(ライヴ)

Disc 11 76:18
①プロコフィエフ:ユダヤ主題による序曲Op.34
②同:みにくいあひるの子Op.18(アンデルセン詩)
③同:太陽は部屋にいっぱいOp.27の1(アフマトワ詩)
④同:緑の小さな林Op.104の2
⑤同:丘のガマズミOp.104の3
⑥同:国家は発展するOp.66bの1
⑦同:山の彼方へOp.66bの3
⑧同:おまえの部屋にOp.73の3
⑨同:子守歌Op.76の7
⑩ミャスコフスキー:ピアノ・ソナタ第3番ハ短調Op.19
⑪同:チェロ・ソナタ第2番イ短調Op.81
⑫同:彼らは相思相愛だったOp.40の6(レールモントフ詩)
ボロディン四重奏団【ロスチスラフ・ドゥビンスキー、ニーナ・バルシャイ(ヴァイオリン)、ルドルフ・バルシャイ(ヴィオラ)、ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)】、イワン・モズゴヴェンコ(クラリネット)①、ニーナ・ドルリアク(ソプラノ)②-⑨、⑫、ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)⑪
1951年12月16日①、56年②、53年11月21日③、51年12月16日④-⑨、53年12月3日⑩⑪、47年4月29日/モスクワ(ライヴ)


スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
★驚きの音源を発掘してファンを狂喜させているProfilレーベルのリヒテル・シリーズ、第5弾も目を疑いたくなるようなお宝が続出。今回はラフマニノフとプロコフィエフに焦点が当てられていますが、どちらもリヒテルが得意とした作曲家で、残された録音はそれぞれの曲の決定盤となっています。今回新たな決定盤となる凄すぎる記録が初めて日の目をみています。
★ザンデルリンク&ソヴィエト国立交響楽団と共演したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は1959年2月6日のモスクワ・ライヴ。同じ組み合わせのレニングラード・ライヴはCD化されていますが、こちらも非常に期待できます。また練習曲集「音の絵」抜粋9曲の1950年代初頭モスクワ・ライヴや、前奏曲集から抜粋12曲の1959年2月1日キエフ・ライヴなどすべて初出。超絶的なテクニックはもちろん、ラフマニノフの孤高の悲しみを誰にも真似できない深さで再現しています。ラフマニノフ編のクライスラー「愛の喜び」のリヒテル録音が残っていたのも驚きです。
★リヒテルはプロコフィエフと親しく、「戦争ソナタ」で知られるピアノ・ソナタ第7番の世界初演を作曲者直々の頼みで行ないました。「戦争ソナタ」3篇に加え、リヒテルに献呈されたソナタ第9番も入った大盤振舞い。世にも貴重な音源と申せましょう。加えて初期の攻撃的な「悪魔的暗示」がリヒテルの強靭な打鍵にぴったり。こういう爆演でこそプロコフィエフの魅力が光ります。反面音数の少ない「束の間の幻影」からの11の抜粋のさりげなさも絶品です。
★プロコフィエフでは、オーマンディとフィラデルフィア管がソ連公演を行った際にリヒテルと共演したピアノ協奏曲第5番が注目。リヒテルはモンサンジョンにその時の模様を語ってはいますが、録音が残っているとは思われませんでした。同じく、リヒテルが生涯で一度だけ指揮者を務めた、チェロと管弦楽のための交響的協奏曲の世界初演の録音があったのも嬉しい限り。プロコフィエフ・ファンや研究者にとって宝となる歴史的記録と申せましょう。ロストロポーヴィチの独奏も神業。フィル・アップに両者の共演によるチェロ・ソナタが収められ、絶妙な妙技を繰り広げています。
★チェロ・ソナタといえば、ロストロポーヴィチとリヒテルによるミャスコフスキーの第2番も超お宝。この両者の演奏を前に、どの録音もかすんでしまうほど。リヒテル夫人の大ソプラノ歌手ドルリアクによるラフマニノフ、プロコフィエフ、ミャスコフスキーの歌曲も貴重。リヒテルの雄弁な伴奏が神がかり的素晴しさです。
★ほとんどが入手困難で、熱心なファンでも持っていないものばかり。さらに驚きの価格で、新たなリヒテルの名盤の登場となります。
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