オーストリアの若手ピアノ・トリオ、リヒテンタール・トリオによる
モーツァルトとコルンゴルト
- アーティスト:リヒテンタール・トリオ
- レーベル:PREISER RECORDS
- 品番:PRCD-91321
- ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:61:49
オーストリアの若手ピアノ・トリオ、リヒテンタール・トリオによる
モーツァルトとコルンゴルト
モーツァルト:ピアノ三重奏曲第4番KV.502
コルンゴルト:ピアノ三重奏曲 ニ長調Op.1
『雪だるま』~パントマイムによる4つのやさしい小品より「セレナーデ」
空騒ぎOp.11より「インテルメッツォ」
リヒテンタール・トリオ
サスキア・ロチェク(ヴァイオリン) ディヴィット・ペンネッツドルファー(チェロ)
ディアンヌ・バアル(ピアノ)
録音:2014年11月(コルンゴルト)、2015年11月(モーツァルト)
★2007年に結成されたオーストリアのピアノ三重奏団リヒテンタール・トリオ。トリオ名は、ウィーンにあるシューベルトが洗礼を受けたリヒテンタール教会の名に由来しています。
モーツァルトはピアノ三重奏というジャンルの発展をリードし、ベートーヴェンへと続いた重要な作品。モーツァルトは6曲のピアノ三重奏曲を残していますが、第1番は1976年ザルツブルクで作曲され、ほかの5曲は1783年から88年の間にウィーンで作曲されています。特に第4番から最後の作品の第6番までの3曲は、1788年に集中して書かれており、内容も充実しています。リヒテンタール・トリオの息のあったアンサンブルと豊かな表現力が聴きどころ。
10歳にしてマーラーに「天才だ!」と言わしめたコルンゴルト。後にアメリカはわたり映画音楽で活躍。ジョン・ウィリアムス等に多大な影響を与えた作曲家です。ピアノ三重奏曲は、コルンゴルトの作品 1としてユニヴァーサル社から出版されました。弱冠12歳の少年による作品であるとはいえ、全4楽章の成熟した様式の大作に仕上げられています。初期のピアノ作品集「雪だるま~パントマイムによる4つのやさしい小品」は、メルヘンや物語などをテーマに比較的やさしく書かれた曲集。そしてコルンゴルト23歳の時に書いた劇音楽「空騒ぎ」は、シェイクスピアの同名の喜劇のための付随音楽。後に作品11として管弦楽組曲版、ヴァイオリンとピアノ版が発表されていますが、当盤ではリヒテンタール・トリオのチェロ奏者ディヴィット・ペンネッツドルファーがピアノ三重奏用に編曲しています。