★ファゴットと弦楽四重奏が混ざりあい作られる美しい音色に魅せられたルイ・ロペスが、自ら思い入れのある6人の作曲家の6作品を選び、全曲をファゴット五重奏として演奏しました。長い準備期間を経て作られたアルバムで、他人には真似のできない唯一無二の個性が炸裂した1枚と言えます。
★デュ・ピュイの五重奏曲はロペスがこの編成の虜になったきっかけの作品。美しい旋律と愉悦たっぷりの楽器間の掛け合いに彩られています。サン=サーンスの名作ソナタでは、難しいピアノ・パートを鮮やかに弦楽四重奏に生まれ変わらせたアレンジの巧さにも驚き。他にもジャズ、ロック、タンゴのイディオムを採り入れた音楽を収録するなど、同じ編成なのに飽きの来ない、作りこまれた構成で楽しませてくれます。
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https://www.youtube.com/watch?v=s0WQg44PWLY&t=223s