バルト海(Ostsee) — ベットウシュ、タイレ、フィーアダンクの教会音楽

北ヨーロッパの地中海、バルト海が育んだ音楽

  • アーティスト:トロンハイム・バロック
  • レーベル:SIMAX
  • 品番:PSC-1330
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:69:28

TRACK LIST

バルト海(Ostsee) — ベットウシュ、タイレ、フィーアダンクの教会音楽
ヨハン・タイレ(1646–1724): カンタータ「キリストの魂よわれを清めたまえ」(ソプラノ、3つのヴィオールと通奏低音のための)
ヨハン・フィーアダンク(1605–1646): 組曲(2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
ゲオルグ・フォン・ベットウシュ(1668–1743):カンタータ「わたしは心を確かにします」(アルトと通奏低音のための)、トリオソナタ第13番 ハ短調(2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
ヨハン・タイレ(1646–1724):カンタータ「わたしは神が宣言なさるのを聞きます」(ソプラノ、2つのヴァイオリン、3つのヴィオールと通奏低音のための)
ゲオルグ・フォン・ベットウシュ(1668–1743):トリオソナタ第10番 イ短調(2つのヴァイオリンと通奏低音のための)、カンタータ「娘シオンよ、大いに踊れ」(バス、2つのヴァイオリン、3つのヴィオールと通奏低音のための)


トロンハイム・バロック
インゲボルグ・ダールハイム(ソプラノ) マリアンネ・ベアーテ・シェラン(アルト) ニョル・スパルボ(バス)
録音:2012年11月15日-18日 ファンレム教会(トロンハイム、ノルウェー)
制作・録音:フランソワ・エケール
★「北ヨーロッパの地中海」。スカンディナヴィア半島とヨーロッパ大陸に囲まれたバルト海は、何世紀にも渡り貿易と交通のルートとして栄えました。経済的に豊かなバルト海沿岸の都市では文化と芸術も育まれ、とりわけ、ハンザ同盟の盟主、北ドイツのリューベックでは裕福な商人たちの支援を受けた「夕べの演奏会」や聖マリア教会の音楽の集いが行われ、ヨーロッパ音楽の中心地のひとつとしての地位を確立しました。この地域の音楽様式の発展とその作品は、近年、注目され、その音楽遺産がさまざまな団体により演奏されるようになりました。ノルウェーの若いアンサンブル、トロンハイム・バロックのアルバム『バルト海』では、このバルト海沿岸ゆかりの音楽家3人の作品が演奏されます。ドイツのタイレとフィーアダンク、ドイツに生まれノルウェーで活躍したベットウシュ。ザクセンで正式の音楽教育を受けたという共通点もある3人。アルバムの制作とエンジニアリングは、最近活躍のめざましいフランソワ・エケールが担当。トロンハイムのファンレム教会で録音セッションが行われました。楽器と声のテクスチュアと質感、録音会場となった教会の空気感、音楽の気配を大切にした、いわゆる「Simaxクオリティ」の録音です。
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