ノルウェーの次世代を担うピアニスト、クリスチャン・イーレ・ハドラン
- アーティスト:クリスチャン・イーレ・ハドラン
- レーベル:SIMAX
- 品番:PSC-1337
- ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:55:35
ノルウェーの次世代を担うピアニスト、クリスチャン・イーレ・ハドラン
『ひばり』
ハイドン:ピアノソナタ第34番(旧 53番) ホ短調 Hob.XVI:34
ブラームス:4つの小品 Op.119
ボロディン:ピアノのための小組曲
グリンカ/バラキレフ編:ひばり
シューベルト:ハンガリーの旋律 D.817
クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ)
録音:2014年3月27日–29日 オストシーデン教会(フレドリクスタ、ノルウェー)
制作・編集:クシシュトフ・ドラーブ
バランスエンジニア:アルネ・アクセルベルグ
★クリスチャン・イーレ・ハドラン(1983–)は、ノルウェー、スタヴァンゲル生まれのピアニスト。2008年にノルウェー・オペラでデビューコンサートを行い、2011年にはイギリス BBC の新世代アーティストのひとりに選ばれました。BBC交響楽団やロイヤル・スコットランド・ナショナル管弦楽団をはじめとするイギリスのオーケストラと共演、ウィグモアホールのリサイタル、リーソール室内楽フェスティヴァルへの出演と活動を広げ、音楽の繊細なニュアンスを大切にする演奏スタイルから「ピアノの抒情詩人」とも呼ばれるようになりました。ショパンの《即興曲》とシューマンの《森の情景》を弾いたファーストアルバム(PSC1307)、2015年のノルウェー・グラミー賞に選ばれたグリーグの《ホルベアの時代から》(PSC1332)につづくソロアルバム第3作では中央ヨーロッパとロシアの「音楽風景」に焦点を当てるプログラムが組まれました。「シュトゥルム・ウント・ドラング」の気分をとどめる〈プレスト〉と、〈アダージョ〉と「アレグロ・ヴィヴァーチェ」の〈終曲〉から構成されたハイドンのホ短調ソナタ。詩的な気分の〈間奏曲〉に始まり、リズムの印象的な〈ラプソディ〉に終わるブラームスの「性格的」小品集。ボロディンの1885年に出版された「高級サロン」風の小品集。簡素な旋律とメランコリックな気分をもつグリンカの歌曲(ロマンス)をバラキレフが「ヴィルトゥオーゾ」的なパッセージを組み込んだピアノ・ソロ曲に編曲した《ひばり》。そして、ハンガリー民謡に特徴的な旋律と和声をもつシューベルトの小品。録音セッションはフレドリクスタのオストシーデン教会で行われました。クシシュトフ・ドラーブの制作、アルネ・アクセルベルグのエンジニアリング。ファーストアルバムと同じスタッフです。