バロック音楽の異文化交流
- アーティスト:ロルフ=エーリク・ニューストレム、ニルス・オークラン、他
- レーベル:Simax
- 品番:PSC-1349
- ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
バロック音楽の異文化交流
★ノルウェーのサクソフォーン奏者、ロルフ=エーリク・ニューストレムは、頭抜けた技術と感覚で知られ、現代ノルウェーとスカンディナヴィアの音楽シーンを舞台にジャンルを問わない活動を行っています。彼は作曲も手がけ、現代ノルウェーの音楽を集めた『Concepts of Sorrow & Dangers(悲しみと危険の概念)』(AuroraACD5045)でも《新宿タイムアウト》《セプテンバー・ディーブレイク》などの自作をクセナキスやラーシュ・ペッテル・ハーゲンたちの曲とともに演奏しています。『POINGのために』(ACD5086)のアンサンブル「POING」のメンバー。彼が舵を取る新しいアルバム『バロック時代のオリエントの風』は、バロック音楽をオリエント、アフリカ、南アメリカ、北欧地域との関連から探求するという興味から生まれました。ビーバー、メルーラ、モンテヴェルディの曲を異文化交流の共通分母として演奏、ブラジルのフィドル奏者ネルソン・ダ・ハベカとノルウェーのラグナル・ヴィーグダールの音楽を織り交ぜながら展開させていきます。ハリングフェレ奏者のニルス・オークラン、西アフリカのコートジボワール生まれのコウアメ・セレバ、アーリーミュージックと現代曲が主なレパートリーのエリサベト・ホルメルツ、セビーリャ出身のヘスス・フェルナンデス・バエナがプロジェクトに参加。探求の旅を楽しみました。ニューストレムとセレバが共作した《Le Vent(風)》とフランソワ・クープランの《趣味の融合》の〈サラバンド〉。イランのロレスターンの伝承曲《Dochtare Boyer Ahmadi》。ニューストロムが日本の尺八からインスピレーションを得て作った「旅することを夢見ながら、叶わない人たちへのオマージュ」《地中海の月》。「ゴルラウス」調弦で演奏する「スロット(民謡)」をモロッコのベルベル人のグナワ音楽と融合させた《Gnawr’n – based on a‘gorrlaus slått’》。13のトラックで構成されたアルバムです。