友だちの曲~モーツァルト:歌曲集

ノルウェー人に愛されているピアニスト
リヴ・グラーセルが長年温めてきたモーツァルト
実力派ノルウェー・ソプラノのアン=ヘレン・モーエンと
共に奏でる歌曲集

  • アーティスト:アン=ヘレン・モーエン、リヴ・グラーセル
  • レーベル:SIMAX
  • 品番:PSC-1360
  • ジャンル: ジャンル クラシック 声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:62:32

TRACK LIST

友だちの曲~モーツァルト:歌曲集

1.来れ、いとしのツィター K.351/367b 
2.すみれK.476
3.春へのあこがれK.596 
4.偽りの世K.474
5.ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼くときK.520
6.秘めごとK.518 
7.鳥よ、年ごとにK.307/284d
8.さびしい森の中でK.308/295b 
9.別れの歌K.519
10.いかに私は不幸なことかK.147/125g 
11.魔法使いK.472
12.小さな紡ぎ娘K.531 
13.春K.597
14.クローエに寄すK.524 
15.子供の遊びK.598 
16.老婆K.517
17.静けさはほほえみK.152/210a 
18.結社員の旅に寄せる歌K.468
19.わたしの慰めであってくださいK.391/340b
20.小さなフリードリヒの誕生日K.529
21.満足K.473 
22.ラウラに寄せる夕べの想いK.523

アン=ヘレン・モーエン(ソプラノ)   
リヴ・グラーセル(フォルテピアノ/アントン・ヴァルター/ポール・マクナルティによるコピー)
録音:2018年9月28日–29日、2019年3月8日–9日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
制作、編集:エーリク・ガルド・アムンセン
録音:アウドゥン・ストリーペ
★リヴ・グラーセルは、1960年にピアニストとしてデビューしてからずっと、たくさんのコンサートやテレビ番組に出演してきました。ノルウェー国立音楽大学で教授として教え、ノルウェー王国「聖オラヴ勲章」を授かった今も、彼女は、ノルウェーの人たちに愛され、若い音楽家たちから慕われています。グラーセルは、古典時代から現代まで幅広く演奏しながら、モーツァルトの作品をもっとも大切なレパートリーのひとつと考えています。彼女がフォルテピアノを弾いて録音したピアノソナタの全曲(PSC 1066/1092/1125/1148/1149)は、海外でも高く評価されてきました。そして今、彼女が長年温めてきたというモーツァルトの歌曲アルバムを作りました。
★「小学生のころ、雪が消え寒さがゆるむと、『おいで、素敵な五月』のノルウェー語の歌を楽しく歌ったものでした。光と希望と喜びの歌ですね。そして、後になって、モーツァルトの K.595 の変ロ長調のピアノ協奏曲を初めて耳にした時、ロンドの楽章に同じ主題が使われていて、ノルウェーの民謡だと思ってた私の大好きなスクールソングが、実は、モーツァルトの書いた歌だったと知りました」(リヴ・グラーセル)。その《春へのあこがれ》、ゲーテの詩に作曲した《すみれ》、マンドリン伴奏で書かれた《来れ、いとしのツィター》など、モーツァルトが私的な「友だちの集まり」のために作曲したとされる22曲のプログラム。アルバムのパートナーには、ノルウェーのアン=ヘレン・モーエンが選ばれました。グリーグ・アカデミーとコペンハーゲンのオペラ・アカデミーで学び、《魔笛》のパミーナとパパゲーナ、《ドン・ジョヴァンニ》のドンナ・アンナ、ドンナ・エルヴィラとツェルリーナといったモーツァルト・オペラの役、シュトラウスやプッチーニの役で世界のオペラハウスで歌っているソプラノです。古き良き日々を追慕するご婦人の愚痴の歌《老婆》は、例によって「声色」を使って歌っています。やりすぎず、どこか優しく、チャーミングな歌。グラーセルの弾くフォルテピアノは、モーツァルトが1782年に買ったというアントン・ヴァルターのフォルテピアノのポール・マクナルティによるコピー楽器です。
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