パリ・リサイタル~ 2つのギターのための音楽

プレスティとラゴヤに献呈された作品をノルウェーの2人の名手が弾く!

  • アーティスト:スタイン=エーリク・オールセン、エギル・ハウグラン
  • レーベル:SIMAX
  • 品番:PSC-1361
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

『パリ・リサイタル~ 2つのギターのための音楽』

ピエール・プティ(1922–2000):トッカータ
ホアキン・ロドリーゴ(1901–1999):トナディーリ(1959)
アンドレ・ジョリヴェ(1905–1974):2つのギターのためのセレナー(1956)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895–1968):
前奏曲とフーガ第4番 ホ長調 Op.199 no.4(1962),ソナタ・カノニカ Op.196(1961)
ピエール・プティ(1922–2000):タランテラ

スタイン=エーリク・オールセン(ギター)
エギル・ハウグラン(ギター)
[楽器 José Ramirez(1967/1970)]
録音:2017年11月16日–18日、2018年3月1日–3日 ランドース教会(ベルゲン、ノルウェー)
制作:サイモン・キルン
録音:アルネ・アクセルベルグ

★1950年代から1960年代のパリ、ギタリストで作曲家のイダ・プレスティとアレクサンドル・ラゴヤのギター・デュオは、フランスのギター音楽の中心的存在だったといわれます。彼らのコラボレーションは、エネルギーと興趣にあふれ、音楽コミュニティでも注目され、多くの新作が彼らのために作られました。 ノルウェーのスタイン=エーリク・オールセン(1953–)とエギル・ハウグラン(1959–)の『パリ・リサイタル』では、プレスティとラゴヤに献呈された作品が6 曲演奏されます。ナディア・ブーランジェに学んだピエール・プティの《トッカータ》と《タランテラ》。劇の幕間に演奏する短い音楽劇が起源とされるスペインの「トナディーリャ」を曲名にとったロドリーゴの3楽章の作品。〈Preludio e Canzona(前奏曲とカンツォーナ)〉〈Allegro trépidante(揺れるアレグロ)〉〈Andante malinconi-co(メランコリー・アンダンテ)〉〈Con Allegria(喜びとともに)〉の4曲からなるジョリヴェの《2つのギターのためのセレナード》。カステルヌオーヴォ=テデスコは《平均律ギター曲集(Les Gui-tares bien tempérées)》(2つのギターのための24の前奏曲とフーガ)の第4番とリリカルでちょっとユーモラスな《ソナタ・カノニカ》。「傑作という他ない。紛れもなく、これまでにギター・デュオのために書かれた最良の作品」(オールセン)。ラゴヤにも学んだオールセンは、2009年にプレスティの『2つのギターのための作品全集』(PSC1289)を、ラゴヤの門下だったフランスのオリヴィエ・シャサンとのデュオで録音。その際、プレスティとラゴヤのレパートリーに興味を持ったことから、このアルバムが生まれました。共演のハウグランは、ギター製作のエクスパートとして知られ、ベルゲンのグリーグ・アカデミーで准教授としてギターの演奏と製作を教えています。 制作のサイモン・キルンは、ロンドンのアビー・ロード・スタジオでプロデューサー、編集者として経験を積みました。アルネ・アクセルベルグが録音を担当。 オールセンとハウグランのギターの語らいを、みずみずしい音にとらえています。

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