「アルカディアの恋愛ごと」ヘンデル:独唱と通奏低音のためのカンタータ

ヘンデルのイタリア時代の作品群室内カンタータ集

  • アーティスト:V.A.
  • レーベル:SIMAX
  • 品番:PSC-1365
  • ジャンル: ジャンル クラシック 声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:61:09

TRACK LIST

「アルカディアの恋愛ごと」

ヘンデル:独唱と通奏低音のためのカンタータ
ニーチェはどうしてる? どう思ってる? HWV.138 *
心の平和を奪ったのは誰? HWV.90 *
いろいろな思いのあるなかでHWV.115 **
わたしの美しい神から遠く離れているとHWV.127A *
ルクレツィア「おお、永遠の神々」HWV.145 **

ディテ・マリー・ブレイン(ソプラノ)*
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾソプラノ)**
クリスチャン・ショス(チェンバロ)
[使用楽器:Harpsichord: Christian Fuchs, 2016 after an anonymous Italian (Florentine) model c.1680, housed in the Handel house in Halle, Germany]
録音:2019年1月17日–20日 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作・録音:ヨルン・ペーデシェン
★ヘンデルは、1706年ごろから1710年にかけて、イタリアを旅して周りました。この旅では最初のカンタータ《時と悟りの勝利》を作曲、彼が手がけた初めてのイタリア・オペラ《ロドリーゴ》も上演し、実りの多い創作活動の時代だったといわれます。ローマ滞在中、パトロンの宮殿では音楽を中心にした集まりが毎週のように開かれ、ヘンデルはそのため、独唱と通奏低音のためのカンタータを約70曲書いています。このジャンルは当時のイタリアでもてはやされ、ロマンティックな姿に描かれるアルカディア地方の牧人たちの情熱の愛と恋が主要なテーマにとられていました。
『アルカディアの恋愛ごと』をタイトルとするアルバムでは、ヘンデルの室内カンタータの5曲が演奏されます。ソプラノのディテ・マリー・ブレイ(1985–)は、ノルウェー最古の音楽家の家系に生まれました。ノルウェー国立音楽大学で学び、ソリスト、アンサンブル歌手として、バロック、クラシカル、現代の音楽の分野で活動しています。メゾソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン(1975–)は、透明感のある声、深い解釈、表現力などが評価され、スカンディナヴィアを代表する歌手のひとりとみなされ、バッハ・コレギウム・ジャパンのコンサートへの参加でも知られます。通奏低音のクリスチャン・ショス(1980–)は、近年、めざましく活動。ノルウェーの古楽アンサンブル「バロッカネルネ」、デンマークの「コンチェルト・コペンハーゲン」、スイスの「アンサンブル・メリディアーナ」などのアンサンブルに参加、2015年からノルウェー国立音楽大学のフェローとして、 ヘンデルの通奏低音カンタータにおけるチェンバロ伴奏をリサーチするプロジェクトに携わっています。
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