分点- オデッセイ全章

多彩な才能の持ち主ヘンニング・クラッゲルードによる
24のタイムゾーンの「音楽による旅」

  • アーティスト:ヘンニング・クラッゲルード
  • レーベル:SIMAX
  • 品番:PSC-1376
  • ジャンル: ジャンル クラシック 管弦楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD

TRACK LIST

分点- オデッセイ全章

ヘンニング・クラッゲルード(1973–)/ヨースタイン・ゴルデル(1952–):
分点(離れていく前の世界への24の全調性)

[Disc 1](67'58)
午後 - ハ調の協奏曲
1-2.グリニッジ ハ長調 
3-4.プラハ 二短調 
5-6.アレクサンドリア ヘ長調
7-8.バグダッド ト短調 
9-10.アラル海 変ロ長調 
11-12.ジャイプール ハ短調
夕暮れ - 変ホ調の協奏曲
13-14.ダッカ 変ホ長調 
15-16.バイカル湖 ヘ短調 
17-18.杭州 変イ長調
19-20.京都 変ロ短調 
21-22.シドニー 変ニ長調 
23-24.ニューカレドニア 変ホ短調

[Disc 2](75'20)
夜 - 嬰へ調の協奏曲
1-2.タベウニ島 嬰ヘ長調 
3-4.メアリーズイグルー 嬰ト短調
5-6.タヒチ ロ長調 
7-8.ホワイトホース 嬰ハ短調
9-10.サンタバーバラ ホ長調 
11-12.プエルトバジャルタ 嬰ヘ短調
朝 - ハ調の協奏曲
13-14.ニューオーリンズ イ長調 
15.-16.ニューヨークシティ ロ短調
17-18.マナウス ニ長調 
19-20.フヴァルセー(カコトック) ホ短調
21-22.フロレス ト長調 
23-24.ホルン イ短調

25-26.グリニッジ ハ長調 - 序曲 

ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン、リーダー)
アークティック・フィルハーモニック
サイモン・カロウ(朗読)
録音:2014年6月2日–6日 グロンノーセン教会(トロムソ、ノルウェー)
制作、編集:ショーン・ルイス
録音、ミクシング :アルネ・アクセルベルグ
録音(朗読):オールド・ストリート・スタジオ(Old Street Studio)(ロンドン、イングランド)
録音(朗読):テイルズ・コージブスキー(Tails Korzybski)
監修(朗読):エーリク・ガルド・アムンセン
★『分点 - オデッセイ全章(Equinox – The Complete Odyssey)』のタイトルでリリースされるCD2枚のセットは、先にリリースされていた『分点 - ヴァイオリンと室内オーケストラのための全調性による24の後奏曲(24 Postludes in All Keys for Violin and Chamber Orchestra)』(PSC 1348)にナレーションを加えた、オリジナルの構想どおりに制作されたアルバムです。
★「作曲家」ヘンニング・クラッゲルード Henning Kraggerud の《分点》は、『ソフィーの世界』で知られるノルウェーの作家ヨースタイン・ゴルデル Jostein Gaarder(1952–)とのコラボレーションから生まれた作品です。ゴルデルの『カードミステリー(Kabalmystriet/The Solitaire Mystery)』を基にするこの作品は、ロンドンのグリニッジ公園からアイスランドのイースフィヨルズルのホルンまで、24のタイムゾーン(時間帯)の「音楽による旅」として作られました。「午後」から「朝」まで、一日の「時」をタイトルとする6楽章の4つの「協奏曲」と「終曲」の〈序曲〉で構成。「全調性」を使って作曲するという考えは、カナダの音楽学者リタ・ステブリン Rita Steblin(1951–2019)の『A History of Key Characteristics in the Eighteen and Early Nineteenth Centuries(18世紀と19世紀初期における「調」の特質の歴史)』からインスピレーションを得たと言われます。
★各楽章の演奏に先立つナレーションは、『アマデウス』『眺めのいい部屋』『恋に落ちたシェイクスピア』などの映画で知られるイギリスの俳優サイモン・カロウ Simon Callow(1949–)が担当。英語で朗読される「Equinox 24 keys to a world before it slips away(分点 - 離れていく前の世界への24の調性)」以下の全文が、ブックレットに掲載されています。音楽の部分は、前のアルバムと同じ、2014年にトロムソの教会で行われたセッションの録音です。
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