ペール・アルネ・グロルヴィーゲン - バンドネオン
ノルウェーのバンドネオン・ヴィルトゥオーゾ、ペール・アルネ・グロルヴィーゲンが
「タンゴの父」ピアソラに捧げるオマージュ
- アーティスト:ペール・アルネ・グロルヴィーゲン
- レーベル:SIMAX
- 品番:PSC-1384
- ジャンル:
ジャンル
クラシック
器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:59:43
TRACK LIST
ペール・アルネ・グロルヴィーゲン - バンドネオン
ピアソラ(1921–1992):バンドネオンと管弦楽のための協奏曲《アコンカグア(Aconcagua)》(1979)*
ストラヴィンスキー(1882–1971):タンゴ(Tango)(1940 arr.1953)(室内管弦楽のための)*
ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(1963–):風の中の心臓(Corazones en el viento)(2021)(コントラバス、ヴァイオリン、ピアノとバンドネオンのための)**
ピアソラ:3つのタンゴ(Tres tangos)(バンドネオン、弦楽オーケストラ、ピアノ、ハープ、打楽器のための)*
ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(1963–):バレリタ(Valerita)(バンドネオン・ソロのための)
ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(バンドネオン)
ベルリン放送交響楽団 *
フランク・シュトローベル(指揮)*
グロルヴィーゲン四重奏団 **【アルヌルヴ・バルホルン(コントラバス) ダニエラ・ブラウン(ヴァイオリン) ヨアキム・カー(ピアノ) ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(バンドネオン)】
録音:2021年3月11日 ベルリン放送局(ベルリン)(「ピアソラ生誕100年」ラジオ放送ライヴ録音)、2021年10月30日 トラウムトン・スタジオ(ベルリン・シュパンダウ、ドイツ)(Corazones/Valerita)
制作(コンサート):シュテファン・ラング
制作(ライヴCD):フローリアン・シュミット
録音エンジニア:マルクス・ミッタマイアー(Corazones/Valerita)、アルヌルヴ・バルホルン(Corazones/Valerita)
★2021年は、アルゼンチンの作曲家、バンドネオンのヴィルトゥオーゾ、アストル・ピアソラの生誕100年のアニバーサリー・イヤーでした。アルゼンチン伝統の踊りとクラシカル音楽とジャズを結合した「ヌエボ・タンゴ」は、各国で広く愛されるようになり、バンドネオン奏者の貴重なレパートリーとして定着しました。ノルウェーのバンドネオン・ヴィルトゥオーゾ、ペール・アルネ・グロルヴィーゲン Per Arne Glorvigren(1963–)のアルバムは、「タンゴの父」ピアソラに捧げるオマージュとして作られました。
★ピアソラがバンドネオンとオーケストラのために作曲した2つの作品は、新妻ラウラと子供たちとの生活に心の平安と幸せを見出した時代に書かれました。バンドネオン協奏曲《アコンカグア》は、「アレグロ・マルカート」「モデラート」「プレスト - メランコリコ・フィナール」の3楽章で構成。アンデス山脈にある南米最高峰の名を副題にとった作品は、ピアソラ作品の頂点ともみなされています。第1楽章のカデンツァはグロルヴィーゲンの自作が演奏されます。《3つのタンゴ》も「急緩急」の3楽章の作品です。この2曲は、ベルリン放送の2021年3月11日「ピアソラ生誕100年」ラジオ放送のライヴ録音が収録されています。
★ストラヴィンスキーの《タンゴ》は、ピアノのオリジナル曲を作曲者自身が室内オーケストラように編曲した「ポップ」な音楽。グロルヴィーゲンの《風の中の心臓》は、ノルウェーのローセンダール室内楽祭のためピアニストのアンスネスから委嘱を受け、「ピアソラへのオマージュ(Hommage à Piazzolla)」として作曲されました。バンドネオン・ソロの《バレリタ(Valerita)》は、アメリカに入ろうとしてリオグランデ河を渡りきれず、父親とともに溺死した2歳のサルヴァドールの少女バレリアに捧げられた作品です。
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