海辺の歌
フランスの詩人ポール・ヴァレリーの
詩『海辺の墓場』をもとにした
ノルウェーのシェティル・ビョルンスタ作曲による
特定のジャンルを超えた音世界の作品
- アーティスト:ソールヴェイ・アンスネス
- レーベル:SIMAX
- 品番:PSC-1398
- ジャンル:
ジャンル
クラシック
現代音楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:58:55
TRACK LIST
海辺の歌
シェティル・ビョルンスタ(1952–):海辺の歌(Sanger ved Havets Begynnelse)
第1の歌(Første Sang) 第2の歌(Andre Sang) 第3の歌(Tredje Sang)
第4の歌(Fjerde Sang) 第5の歌(Femte Sang) 第6の歌(Sjette Sang)
第7の歌(Syvende Sang) 第8の歌(Åttende Sang) 第9の歌(Niende Sang)
第10の歌(Tiende Sang) 第11の歌(Ellevte Sang) 第12の歌(Tolvte Sang)
第13の歌(Trettende Sang) 第14の歌(Fjortende Sang)
ソールヴェイ・アンスネス(ヴォーカル)
ニルス・オークラン(ヴァイオリン、ハリングフェレ)
シェティル・ビョルンスタ(ピアノ)
ルーネ・アルネセン(パーカッション)
録音:2022年4月27日,ハウゲスン・コンサートホール「フェスティヴィテーテン」(ハウゲスン、ノルウェー)(ライヴ録音)
制作:シェティル・ビョルンスタ
録音エンジニア:ヴォルフガング・B・オグホイ
ライヴ・サウンドデザイン:スヴェン・ペーション
ミクシング:マイク・ハートゥング
マスタリング:モルガン・ニコライセン
★ノルウェーのシェティル・ビョルンスタは、ジャズピアニストと作曲家として活動、テリエ・リプダール、アーリル・アンデシェン、ヨン・クリステンセン、デイヴィッド・ダーリングといったミュージシャンたちとのコラボレーションで知られます。一方で彼は、文筆家として小説と詩、エッセイを発表してきました。そうした背景は、ライヴ録音されたオラトリオ《クジラの歌》(Grappa GRCD 4328)をはじめとする作品に色濃く反映し、彼の音楽に奥行きと味わいをもたらしています。
★新しいアルバムの《海辺の歌》は、フランスの詩人ポール・ヴァレリー (1871–1945)の詩『海辺の墓場(Le cimetière Marin)』による作品です。ビョルンスタは、ヴァレリーの詩がインスピレーションになったファッテイン・ヴァーレンの交響詩《海辺の墓場》(Simax PSC 3115)に若いころから親しんでおり、この詩による新作をファッテイン・ヴァーレン・フェスティヴァルから委嘱された際、ヴァレリーの詩を研究。紹介されたペレ・クリステンセン(1923–1995)によるノルウェー語訳をテクストにした作品の構想を練りました。
★《海辺の歌》は、詩の全24節が「第1の歌」から「第14の歌」として歌われ、演奏されます。ビョルンスタの多彩なメロディを豊かな表情と表現力で歌うソールヴェイ・アンスネス のヴォーカル。響きとテクスチュアが音楽に的確な表情を与えるニルス・オークランの弾くヴァイオリンとハリングフェレ(ハルダンゲル・フィドル)。ビョルンスタが30年以上にわたって共演してきたルーネ・アルネセン のパーカッション。特定のジャンルを超えた音世界の作品。《クジラの歌》のスヴェン・ペーション が、ライヴ・サウンドデザインを担当しました。
★2022年4月27日にハウゲスンで行われたコンサートのライヴ録音。ヴァレリーの原詩、シーセル・デイ・ルイスによる英語訳、クリステンセンのノルウェー語訳がブックレットに掲載されています。
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