風を追う(Jag etter vind)
ジャズピアニストで作曲家のシェティル・ビョルンスタ による壮大なプロジェクト!
- アーティスト:GAEA
- レーベル:SIMAX
- 品番:PSC-1411
- ジャンル:
ジャンル
クラシック
声楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- 収録時間:[CD1] 79:45 [CD2] 69:28
- 入荷予定時期:2025年2月上旬
TRACK LIST
風を追う(Jag etter vind)
CD1
シェティル・ビョルンスタ(1952–): 風を追う(Jag etter vind)
Alt er tomhet(すべては空しい)
Forkynneren vil granske livet(わたしは顧みて知恵を見極めようとした)
Visdom og dårskap(知恵と愚行)
Alt har sin tid(何事にも時があり)
Tid og evighet(時と永遠)
Urett og dårskap(不正と愚行)
Det er bedre å være to enn én(ひとりよりもふたりが良い)
Livet er omskiftelig(貧しくても利口な少年の方が)
Vær ikke for snar med munnen(夢を見るのは悩みごとが多いから)
Rikdom kan bli ulykke(銀を愛する者は銀に飽くことなく)
Hør nå hva jeg har funnet!(見よ、わたしの見たことはこうだ)
Hva er visdom(名声は香油にまさる)
Klokt måtehold(この空しい人生の日々に)
Hvem kan finne sammenheng(存在したことは、はるかに遠く)
Mennesket kan ikke fatte Guds verk(何事にもふさわしい時があるものだ)
Alle får samme skjebne(太陽の下に起こるすべてのことの中で)
Den fattiges visdom blir foraktet(知恵は力にまさるというが)
Ordtak om visdom og dårskap(落とし穴を掘る者は自らそこに落ち)
Dåren bruker mange ord(賢者の口の言葉は恵み)
Du vet ikke hva som vil lykkes(あなたのパンを水に浮かべて流すがよい)
Gled deg!(光は快く)
Tenk på din skaper(お前の創造主に心を留めよ)
Alt har sin tid(何事にも時があり)
CD2
シェティル・ビョルンスタ(1952–):風を追う(Jag etter vind)(スケッチ)(ピアノによる)
CD1:
「風を追う」プロジェクト合唱団
ノーシュトラン音楽クラブ合唱団
GAEA
アマーリ・グラーニ(ソロ)
オスロ大聖堂少年合唱団
三位一体教会少女合唱団
ブリンヤル・オンソレン(バリトン)
ニルス・オークラン(ヴァイオリン、ハリングフェレ)
ハンネ・レクダール(ファゴット)
エレン・ブレッケン(コントラバス)
ヘルゲ・アンドレーアス・ノルバッケン(打楽器)
スヴェン・ペーション(サウンドデザイン)
トーレ・ブロクス(指揮)
CD2:
シェティル・ビョルンスタ(ピアノ) [楽器 Piano: C. Bechstein]
録音(Disc 1):2024年2月10日 オスロ大聖堂(オスロ)(ライヴ録音)
録音エンジニア(Disc 1):アルフ・クリスチャン・ヴィドステーン
録音(Disc 2):2023年8月 プロペラスタジオ(Propeller Studio)(オスロ)(ライヴ録音)
録音エンジニア(Disc 2):マイク・ハータング
制作:シェティル・ビョルンスタ
マスタリング:モルガン・ニコライセン
★ジャズピアニストで作曲家のシェティル・ビョルンスタ Ketil Bjørnstad は、《Messe for en såret jord(傷ついた地球のミサ)》がオスロのフログネル教会で1992年に世界初演されたことが、作曲家としての新しい段階の始まりだったと振り返ります。その後、文筆家としての背景を活かした、オラトリオ《クジラの歌》(Grappa GRCD 4328)やポール・ヴァレリーの詩による《海辺の歌》(Simax PSC 1398)といった作品の委嘱を受け、いずれも高く評価されてきました。
新作の『風を追う』は、『旧約聖書』の「エルサレムの王、ダビデの子、コレヘトの言葉」と始まる『コレヘトの言葉(伝道の書)』による作品です。2019年に夫人カタリーナ・ヤコブセンから彼女の「ノーシュトラン音楽クラブ合唱団」の作品を求められたことをきっかけにプロジェクトがスタート。2020年3月12日に始まった COVID-19 のロックダウンの期間、『コレヘトの言葉』の「実存」の局面を重視した編集作業をヤコブセンが行いました。「親密さ、警告、慰め、記念碑的」をミックスした歌詞はビョルンスタにインスピレーションを与え、作曲が進められていきました。
2024年2月10日、オスロ大聖堂。「風を追う」プロジェクト合唱団、女声ヴォーカルアンサンブル「GAEA」、大聖堂と三位一体教会の少年と少女合唱団など、8歳から80歳までの歌い手たちが祭壇を埋め、初演が行われました。バリトン歌手ブリンヤル・オンソレン Brynjar Onsølen とベテランのフィドル弾きニルス・オークラン Nils Økland をはじめとする器楽奏者が参加、「さまざまなところで戦争の行われている世界」を思いながら作品が演奏されました。
このアルバムは《クジラの歌》のスヴェン・ペーション Sven Persson がサウンドデザインを担当した初演のライヴ録音によって作られました。ビョルンスタが歌手とプレーヤーのリハーサルのために録音した「スケッチ」を[Disc 2]に収録。ノルウェー語歌詞と英訳がブックレットに掲載されています(作品と各章のタイトルは「新共同訳」による)。
7033662014118