★SACDハイブリッド盤。ズーカーマンとロサンジェルス・フィルハーモニックのメンバーによるブランデンブルク協奏曲全集。ヴァイオリン、ヴィオラ奏者としてだけでなく、指揮者としても活躍するズーカーマンは丁寧な音楽作りで正統派と言える演奏家ですが、このブランデンブルクでも清潔な演奏を聴かせてくれます。とりわけ弦楽器の美しさが際立ち、弦楽器奏者ならではの解釈であると言えます。ズーカーマンがドイツ・グラモフォンにレコーディングした中でも、最も輝かしい録音と言えましょう。
?PENTATONE? ~ Remastered DG quadraphonic recordings
「RQR (Remastered Quad Recordings) series」では、これまで、フィリップスのカタログ音源(4チャンネルステレオquadraphonic recordings)をライセンス使用して、DSD マスタリングを施した復刻をしてきましたが、この度、1970年代のドイツ・グラモフォン音源のDSDマスタリング復刻を開始致します。今回もリマスタリングはオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当しており、万全のメンバーで行われました。
当シリーズは現在、廃盤となっているタイトルも多く、名盤中の名盤が高音質のSACDで再リリースされるという大歓迎のシリーズ開始と言えましょう。装丁はスーパー・ジュエルケースにスリーヴ・ケース付き仕様です。