シュニトケ:交響曲第3番

ロシア音楽とドイツ音楽の魅力的融合
鬼才ユロフスキ魂心のシュニトケ

  • アーティスト:ウラディーミル・ユロフスキ
  • レーベル:PENTATONE
  • 品番:PTC-5186485
  • ジャンル: ジャンル クラシック 現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • 収録時間:52:16

TRACK LIST

シュニトケ:交響曲第3番


ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)ベルリン放送交響楽団

[録音:2014年7月/ベルリン放送局本館]


★SACD ハイブリッド盤。久々にシュニトケの大作の新録音が登場します。それも1972年生まれの俊英ウラディーミル・ユロフスキが1981年作の交響曲第3番を手掛けた注目盤。

★シュニトケの交響曲第3番はクルト・マズアの委嘱で作曲、1981年11月にマズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管により初演されました。52分の間、バッハ、ヘンデル、モーツァルトから新ウィーン楽派、ヴァイルからシュトックハウゼン、ヘンツェに至る30人以上の作曲家の音素材を引用し、独墺音楽史を映し出しているため「ドイツ交響曲」の異名を持ちます。これまでロジェストヴェンスキーとソ連文化省管のメロディア盤、エリ・クラスとストックホルム・フィルのBIS盤がありましたが、ドイツで育ったロシア人ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送響を指揮した当盤こそ理想的演奏陣と申せましょう。シュニトケならではの不安な心理やブラック・ユーモアをユロフスキ流の集中力と鋭敏な感性で描写、あっぱれな名演となっています。

★録音は2014年7月にベルリン放送局本館 (Haus des Rundfunks RBB) で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。


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