★イスラエル生まれのマンドリン奏者アロン・サリエルによる『撥弦楽器のバッハ』第2弾の登場!第1弾(PTC-5186985)は無伴奏チェロ組曲を様々な撥弦楽器で演奏しましたが、第2弾ではリュート、オルガン、ヴァイオリンのための作品を2種類のマンドリンで演奏しています。全曲サリエル自らが編曲を手掛け、マンドリンの響きを最大限に生かした解釈でJ.S.バッハの有名な作品に新たな命を吹き込んでいます。
★トッカータとフーガ ニ短調 BWV565は持続音で演奏されるオルガンとは全く異なる、重音の減衰の美を堪能することができる名編曲。マンドリンでの演奏では瞑想的ともいえる響きが生まれています。
★無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003は驚くほどマンドリンに適していることがわかり、リュート組曲 BWV998、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006からの抜粋では、新鮮な色彩感で奏でており、オリジナルとはまた違う魅力に溢れております。
★最後に収録したイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番の第1楽章「妄執」は今やヴィルトオーゾ・ヴァイオリニストの定番の無伴奏ヴァイオリン作品。バッハのパルティータ第3番の前奏曲からの断片的な引用と、グレゴリオ聖歌「怒りの日」が循環主題として交互にあらわれます。サリエルの驚くべき技巧と豊かな解釈で聴くマンドリン演奏のイザイにも要注目!このアルバムを締めくくるにふさわしい選曲といえましょう。
トレイラーはこちら→
https://www.youtube.com/watch?v=GwQuQKSudug