マリス・ヤンソンス& ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団/ライヴ放送録音集1990-2014

マリス・ヤンソンス首席指揮者勇退記念リリース
コンセルトヘボウ管との充実の日々を極上ライヴで辿るボックス
プロハスカ独唱、マーラーの第4交響曲ライヴ映像
ラフマニノフの第2交響曲、シューマンの「春」など注目演奏が満載

  • アーティスト:マリス・ヤンソンス
  • レーベル:RCO LIVE
  • 品番:RCO-15002
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:13CD + 1DVD
  • その他の製品情報:ステレオ

TRACK LIST

マリス・ヤンソンス& ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団/ライヴ放送録音集1990-2014


[CD 1] (66’02)

・ベルリオーズ:幻想交響曲op. 14 53’12

 録音:1990年4月1日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(NOS/RNW)

・ラヴェル:ラ・ヴァルス 12’50

 録音:2007年2月4日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)


[CD 2] (76’09)

・ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲(1950-54)29’48

 録音:2005年9月2日/ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(BBC)

・チャイコフスキー:交響曲第6 番ロ短調op. 74「悲愴」 46’21

 録音:2004年10月31日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)


[CD 3] (78’35)

・バルトーク:管弦楽のための協奏曲Sz. 116, BB 127 38’59

 録音:2003年6月6日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・マーラー:交響曲第7 番ホ短調「夜の歌」 81’51

 第1楽章、第2楽章


[CD 4] (76’13)

・マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 81’51

 第3楽章、第4楽章&第5楽章

 録音:2000年12月7日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO/RNW)

・ヒンデミット:ヴェーバーの主題による交響的変容 21’23

 録音:2007年6月8日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・ペーテル=ヤン・ワーヘマンス(b.1952):Moloch (1999-2000, 2000 改訂) 12’35

 録音:2007年6月8日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)


[CD 5] (77’09)

・R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」op. 28 16’07

 録音:2008年10月24日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・ヴェーベルン:夏風のなかで 16’00

 録音:2008年5月29日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・ブラームス:交響曲第1番ハ短調op. 68 45’02

 録音:2005年9月2日/ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(BBC)


[CD 6] (73’08)

・シューマン:交響曲第1番変ロ長調op. 38「春」 32’30

 録音:2008 年5月23日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・シベリウス:交響曲第1番ホ短調op. 39 40’38

 録音:2009 年8月31日/ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(BBC)


[CD 7] (72’52)

・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz. 106, BB 114 29’58

 録音:2010年9月5日/ベルリン、フィルハーモニー(RBB)

・ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」op. 84~序曲 8’59

 録音:2006年9月11日/ベルリン、フィルハーモニー(Deutschlandradio Kultur)

・ベートーヴェン:交響曲第5 番ハ短調op. 67「運命」 33’55

 録音:2008年5月29日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)


[CD 8] (75’30)

・シェーンベルク:ワルシャワの生き残りop. 46 7’31

 ベルリン放送合唱団

 サイモン・ハルシー(合唱指揮)

 セルゲイ・レイフェルクス(語り手)

 録音:2012年9月4日/ベルリン、フィルハーモニー(RBB)

・ムソルグスキー/ショスタコーヴィチ管弦楽編:歌曲集「死の歌と踊り」 21’10

 フェルッチョ・フルラネット(バス)

 録音:2010年8月25日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・ヤナーチェク:狂詩曲「タラス・ブーリバ」 22’59

 録音:2010年11月5日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・グバイドゥーリナ:ペスト時の酒宴(2005) 23’50

 録音:2011年10月21日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)


[CD 9] (77’42)

・ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ 18’09

 エマニュエル・アックス(ピアノ)

 録音:2011年10月21日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・ヴァレーズ:アメリカ 25’20

 録音:2011年10月21日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・メシアン:聖体秘蹟への賛歌(1932) 13’25

 録音:2008年9月5日/ベルリン、フィルハーモニー(RBB)

・ストラヴィンスキー:詩篇交響曲 20’48

 ベルリン放送合唱団

 サイモン・ハルシー(合唱指揮)

 録音:2012年9月4日/ベルリン、フィルハーモニー(RBB)


[CD 10] (77’02)

・ロッシーニ:「どろぼうかささぎ」序曲 1010

 録音:2014年9月21日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・ベリオ:管弦楽のための4つの奉献曲(1978-1989) 11’41

 録音:2010 年9月5日/ベルリン、フィルハーモニー(RBB)

・プーランク:オルガン協奏曲 24’39

 レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)

 録音:2008年8月28日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・ルイ・アンドリーセン(b.1939):ミステリエン[Version No. 1] (2013)

 世界初演 30’32

 録音:2013年11月3日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)


[CD 11] (78’18)

・R. シュトラウス:交響詩「死と浄化」op. 24 23’09

 録音:2013年1月24日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・ラフマニノフ:交響曲第2 番ホ短調op. 27[完全全曲版]55’09

 録音:2010年1月31日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)


[CD 12] (76’15)

・ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死 18’48

 録音:2011 年2月4日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・ブルックナー:交響曲第3番ニ短調WAB.103[1889年第3稿・ノヴァーク版]57’27

 録音:2008 年9月5日/ベルリン、フィルハーモニー(RBB)


[CD 13] (70’18)

・マルチヌー:ヴァイオリン協奏曲第2番H 293(1943)26’55

 フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)

 録音:2010年12月23日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

・プロコフィエフ:交響曲第5 番変ロ長調op. 100 43’23

 録音:2014年9月21日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)


[DVD] (65’01)

・マーラー:交響曲第4番ト長調

 アンナ・プロハスカ(ソプラノ)

 収録:2014年12月25日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)

 監督:ヨースト・ホンセラール

 照明:パスカル・ネイバー

 編集 & ポスト・プロダクション: Castus culture*music*media

 画面:カラー、NTSC、16:9

 字幕:無

 NTSC

 Region All


以上、すべて

マリス・ヤンソンス(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団


★2004年9月から2015年3月までの10年半に亘り、コンセルトヘボウ管の首席指揮者を務めたマリス・ヤンソンスの未発表のライヴ録音を集めたボックスセットが登場。

CD13枚とDVD1枚に作曲家30名全35作品というボリューム満点の構成は、最初に、ヤンソンスが首席指揮者就任以前の1990年4月収録で、ちょうどこの翌年にEMIへおこなったコンセルトヘボウ管との初録音曲でもあったベルリオーズの「幻想交響曲」に始まり、最後が2014年12月25日にコンセルトヘボウで収録されたライヴ映像で、話題のコロラトゥーラ・ソプラノ、アンナ・プロハスカをソリストに迎えたマーラーの「交響曲第4番」となっています。

ヤンソンスは同曲異演盤の多いことで知られますが、これが3種目の録音となるラフマニノフの「第2交響曲」をはじめ、プロコフィエフの「第5交響曲」、ベートーヴェンの「運命」、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」といった人気のプログラムも、この顔合せでぜひとも聴きたかったものです。

もちろん、上記マーラーの「第4交響曲」をはじめ、シューマンの「第1 交響曲」やストラヴィンスキーの「詩篇交響曲」など、ヤンソンスにとって初のレパートリーが数多く収録されているのも見逃せません。

また、収録場所はアムステルダムのコンセルトヘボウに加えて、ベルリンのフィルハーモニーでのブルックナーの「第3 交響曲」、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにおけるブラームスとシベリウスの「交響曲第1番」ほか、条件の異なる演奏が含まれており、響きの傾向の違いも興味深いポイントといえそうです。

極上のオーケストラ・サウンドに仕上げる手腕にかけては当代きっての巨匠が、「ビロードの弦」と「黄金のブラス」に譬えられる名門楽団を指揮した充実のドキュメント。実演での評判の高さに比して、当コンビによるリリース点数はけっして多いとはいえなかっただけに、これまでの不満を一気に解消してくれる、途轍もなく豪華な内容といえます。


0814337019143

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