Westward Bound!
発掘! 西海岸を代表するテナー・サックス奏者ハロルド・ランドが1960年代に残したレア音源!
シアトル“ペントハウス”でのライヴ・レコーディング
カーメル・ジョーンズ(tp)、ハンプトン・ホーズ(p)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)…と、共演者も超強力!
- アーティスト:Harold Land
- レーベル:REEL TO REAL
- 品番:RTRLP-006
- ジャンル:
ジャンル
ジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:2LP
TRACK LIST
Harold Land / Westward Bound!
(Side A)
1. Vendetta (6:18)
2. Beep Durple (9:20)
(Side B)
1. Happily Dancing / Deep Harmonies Falling (8:38)
2. My Romance (10:39)
(Side C)
1. Triplin’ The Groove (11:07)
2. Autumn Leaves (11:27)
(Side D)
1. Who Can I Turn To (4:54)
2. Beau-ty (7:07)
3. Blue N’ Boogie (2:43)
メンバー:
Harold Land (tenor saxophone)
Carmell Jones (trumpet, tracks SideA-1,2 SideB-1)
Buddy Montgomery (piano, tracks SideA-1,2 SideB-1)
Hampton Hawes (piano, tracks SideB-2 SideC-1)
John Houston piano, SideC-2 SideD-1,2,3)
Monk Montgomery (bass)
Jimmy Lovelace (drums, SideA-1,2 SideB-1)
Mel Lee (drums, SideB-2 SideC-1)
Philly Joe Jones (drums, SideC-2 SideD-1,2,3)
Recorded from The Penthouse in Seattle from 1962, 1964 and 1965.
★クリフォード・ブラウン~マックス・ローチ・クインテットのメンバーとして1950年代半ばに名を挙げたハロルド・ランドは、本拠地ロス・アンジェルズを離れることを嫌ってクインテットを早々に退団、以降ロスやサン・フランシスコを中心に活躍を続けました。したがって、リーダー作のほとんどを西海岸で録音しています。
★これまでキャノンボール・アダレイやジョニー・グリフィン~エディ・ロックジョー・デイヴィス、エタ・ジョーンズなどの貴重な未発表演奏をリリースしてきたReel To Realレーベルからリリースされるこの発掘盤も、西海岸、ワシントン州シアトルのクラブ“ザ・ペントハウス”での録音です。
★この時期のランドは絶好調で、安定した中に個性を強くにじませたプレイが圧巻です。同クラブでの1962年、1964年、1965年の演奏がここに収められていますが、それぞれが大変興味深い顔合わせで行われ、ランドのプレイも充実しきっています。カーメル・ジョーンズ(tp)、バディ・モンゴメリー(p)、モンク・モンゴメリー(b)、ジミー・ラヴレス(ds)を加えた1962年の3曲は、ジョーンズの輝かしいトランペットと落ち着いたランドのテナーが鮮やかな対照を成しています。続く64年録音の2曲はハンプトン・ホーズ(p)、モンク・モンゴメリー(b)、メル・リー(ds)という顔ぶれ。ピチピチと跳ねまくるホーズのピアノが最高です。4曲が聴ける65年のセッションは、ジョン・ヒューストン(p)、モンク・モンゴメリー(b)、そして何とフィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)が加わったエクサイティングな演奏。何と言ってもフィリー・ジョーのドライヴィングなドラムに耳が引き付けられます。
★この頃のランドはサイドマンとしての仕事が忙しく、リーダー・アルバムは、1963年にカーメル・ジョーンズ、ジョン・ヒューストン、ジミー・ボンド、メル・リーを加えたクインテットでレコーディングしたImperial盤『Jazz Impressions Of Folk Music』しかありません。この“The Penthouse”での演奏が発掘されたことの意味は計り知れないほど大きいものだと言えるでしょう。
★クラブが保有していたオリジナル・テープからのダイレクト・リマスタリングで制作されており、LPは2枚組。ケヴィン・グレイによってマスタリングされた180g重量盤全世界1,500セット限定です。
★解説書も充実! レア・フォトがたくさんちりばめられているのはもちろん、マイケル・カスクーナや、共同プロデューサーであるゼヴ・フェルドマンとコリー・ウィーズによるエッセイ、そしてジョー・ロヴァーノやソニー・ロリンズ(!!)へのインタヴューが収録されています。
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