High Voltage

本物のラテン系リズムによるラテンジャズ!!
ラテン・ジャズの重鎮、レイ・マンティラの最新作!!

  • アーティスト:Ray Mantilla
  • レーベル:SAVANT RECORDS
  • 品番:SCD-2160
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Ray Mantilla / High Voltage


1.Cedar's Blues(C.Walton)

2.Comin'Home Baby(B.Tucker/B.Dorough)

3.Midnite Jazz Affair(E.Martinez)

4.The Gypsy(B.Reid)

5.Lane Change(R.Mantilla)

6.Exit 45(A.Rodriguez)

7.Tu No Me Quieres(W.Gamboa)

8.Ramona(W.L.Gilbert/M.Wayne)

9.Solar(M.Davis)

10.Third Plane(R.Carter)


メンバー:Ray Mantilla(perc&leader),Ivan Renta(ss,ts),Jorge Castro(bs,fl),
Guido Gonzalez(tp,flh),Edy Martinez(p&Fender Rhodes),Mike Freeman(vib 2,7),

Cucho Martinez(b),Diego Lopez(ds),Maitreya Padukone(tabla 5)


◆1934年サウス・ブロンクス生まれ、ラテン・ジャズの重鎮パーカッション奏者、
レイ・マンティラの最新作!

◆マンティラは、1950年代にNYで、主にラテン系ジャズ・アンサンブルで活動し始め、1960年代にはハービー・マン、マックス・ローチのバンドで活躍。70年代にはガトー・バルビエリのツアーにも参加し、75年~79年にはアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズのメンバーとしても活躍。また77、78年には同時にチャーリー・ミンガスの作品にも参加した。

◆リーダーとして9作目、Savantから4作目となる本作は、往年の名曲から、今までのキャリアの中で共演した巨匠達のナンバー、その他ジャズのオリジナル、自身のオリジナルなど、バラエティに富んだ内容だ。

◆1曲目“Cedar's Blues”はシダー・ウォルトンのナンバー。『Mobius(1975)』を始め、マンティラはウォルトンの作品に多く参加している。2曲目“Comin’Home Baby”は、ハービー・マンの十八番で、マンティラはそのレコーディングにも参加している。その他、マイルスの“Solar”や、ロン・カーターの“Third Plane”のラテン・アレンジも面白いが、一番の聴きどころは5曲目“Lane Change”だろう。マンティラのオリジナルだが、ここではタブラが参加している。タブラとラテン・パーカッションの融合は、インドとも南米とも言えない不思議なサウンドになり、フェンダー・ローズによる不穏なハーモニーとフルートの力強いマイナー調のフレーズがそれに拍車をかける。多くのキャリアを積んできたマンティラならではの、柔軟な発想による音楽だ。

◆マンティラは自身の音楽を、「本物のラテン系リズムによるラテンジャズ」と表現している。ジャズの曲であろうと、タブラを取り入れようと、マンティラの音楽である限り、それは本物のラテンジャズになる。


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