ベートーヴェン:後期三大ソナタ

なんと美しい、輝きを放った演奏。
梯剛之が満を持してベートーヴェンの後期三大ソナタを録音!
深い味わいと香り高き名盤の登場。

  • アーティスト:梯剛之
  • レーベル:SONARE
  • 品番:SONARE-1062
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:¥2,640(税込)
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:DDD
  • 収録時間:63:48
  • 付属品:国内製作・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111

梯剛之(ピアノ)
ライヴ録音:2022年10月10日/東京文化会館(小ホール)
★独特の感性で聴き手を魅了するピアニスト梯剛之。毎年、東京文化会館小ホールでのリサイタルを続けており、その演奏会を収録したCDをSONAREレーベルからリリースしております。当アルバムは2022年10月10日に行われたリサイタル「梯剛之 ベートーヴェン後期三大ソナタを弾く」で披露されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30・31・32番です。
★梯は演奏活動の中心にベートーヴェンが存在し、常に真摯に向き合ってきました。録音ではピアノ・ソナタ第31番は2009年、2016年に、それぞれライヴ収録したCDをリリースしていますが、後期三大ソナタとしての録音はこれが初となります。繊細で洗練された優しい音が魅力の梯ですが、当演奏でも一音一音がクリアに光り輝き、淡々としながらも、音楽性は実に深く感動的です。
★ピアノ・ソナタだけでなく、ヴォルフガング・ダヴィッドとヴァイオリン・ソナタも演奏してきた梯。自身が持つ温かい心が音楽に表れており、演奏全体にベートーヴェンへの敬愛を感じます。演奏時45歳の梯が演奏家としての充実ぶりをこのベートーヴェンで聴くことができます。当曲集の新名盤誕生と申せましょう。
★「ウィーンで育った梯はいつも自然とともにあり、その演奏にもベートーヴェンも吸ったであろう当地の空気感でさえも聞こえる。改めて梯の音楽家としての懐の深さを思い知らされる名盤が生まれることは、本当に喜ばしい」(野平多美 ライナーノーツより)

Artist

梯剛之(ピアノ)
1977年8月2日、音楽家の両親のもと東京に生まれる。1990年ウィーン国立音楽大学準備科に入学、Elisabeth Dvorak=Weisshaar教授に師事。1994年チェコの盲人弱視者国際音楽コンクール、ドイツのエトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(Bカテゴリー)で参加者中最年少で優勝、豊かな音楽性を認められる。1995年アメリカのストラヴィンスキー青少年国際コンクール第2位。1997年村松賞受賞。1998年ロン・ティボー国際コンクール(パリ)第2位およびSACEM賞(リサイタル賞)、シュピオンボノー財団賞を受賞。1999年都民文化栄誉章、出光音楽賞、点字毎日文化賞をそれぞれ受賞。2000年ショパン国際コンクールワルシャワ市長賞受賞している。
数多くのレコーディングで高い評価を得ている梯。近年はSONAREレーベルより積極的なリリースが続いており、「梯剛之 ピアノ・リサイタル2013」(SONARE-1023)、「ヴォルフガング・ダヴィッド&梯剛之 / デュオ・リサイタル2015」(SONARE-1030)、「梯剛之 シューベルティアーデ2021」(SONARE-1056)はそれぞれレコード芸術誌「特選盤」を獲得した。
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