Vitor Gonçalves Quartet

鬼才エルメート・パスコアールのベーシストItibere Zwargに導かれ
マリア・ベターニャのツアー, アナット・コーエンのバンドにもレギュラー参加!
ブラジル音楽とNYコンテンポラリーの融合を美しくかつ華麗に表現する才能

  • アーティスト:Vitor Gonçalves
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1462
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Vitor Gonçalves / Vitor Gonçalves Quartet

1. Sem Nome (Vitor Goncalves) 2. Cortelyou Road (Vitor Goncalves)

3. Samba Do Perdão(Barden Powell) 4. Desleixada (Vitor Goncalves)

5. Winter Landscapes (Vitor Goncalves) 6. Se É Por Falta De Adeus (Antonio Carlos Jobim)

7. De Cazadero Ao Recife (Vitor Goncalves) 8. The Touch Of Your Hand (Vitor Goncalves)


メンバー:Vitor Gonçalves (p, comp, arr), Todd Neufeld (g), Thomas Morgan(b), Dan Weiss (ds)


★ミナス・ジェライス生まれ、リオ・デ・ジャネイロ育ち、現在NYに拠点を移し、注目を集めるピアニスト、ヴィトール・ゴンサルベスの記念すべきデビュー作品。

★多くのブラジル人が経験するように、アコースティック・ギターに親しみ、ボサ・ノヴァ、サンバ、MPB, ショーロといったブラジル音楽に魅了されたヴィトールですが、ある出会いが運命を大きく動かします。それは、鬼才エルメート・パスコアールのベースをつとめるItibere Zwargのワークショップに参加したこと。9年にわたってアンサンブルに参加する間に様々な音楽的な刺激を受けたのはもちろんのこと、トッド・ニューフェルドとの出会いにもつながり、歌姫マリア・ベターニャのワールド・ツアーへと導かれていくのです。またそのツアーでNYに立ち寄った際に、ニューフェルドは、トーマス・モーガン、ジョーイ・バロンとのギグを企画。ヴィトールにNYへの道が大きく拓かれていきます。

★本作は、そのニューフェルド、トーマス・モーガンに、ダン・ウェイスを加えたカルテット編成。

☆ブラジルを出発点にしたその作品は、抜群のテクニックを基礎にしながら実に多彩。夢想的なムードが漂うイントロにECM的なものや、ボボ・ステンソンに通じるようなリリシズムを感じさせたかと思えば、2曲目はエルメートの影響を受けた楽曲にシフト。またオリジナルでは、9/8、11/8、12/8といった変拍子を自在に組み入れる演奏も見せたり、フレーヴォのスタイルをとりいれるなど、ブラジル音楽とNYでの経験が融合されたオリジナリティを見せています。

☆一方カルロス・ジョビンの楽曲では、最高のリスペクトも感じさせる美しい演奏を見せ、M3ではバーデン・パウエルの楽曲を再構築するという試みも見せます。

★現在、NYでは、アナット・コーエンのプロジェクトや、ヨタム・シルヴァースタインやアンソニー・ウィルソンのアンサンブルにもレギュラー参加。先輩ヴィニシウス・カントゥアリアからも大きなバックアップを受けているとのこと。ピアニスト、コンポーザー、アレンジャー、それぞれでこれから大きな飛躍を予感させる一作品です。


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