若手サックス奏者兼コンポーザー、Logan Strosahlの新作
アーサー王の伝説を基にしたコンセプト・アルバム
作曲家としての才能が光る、室内楽的ジャズ・アンサンブル
- アーティスト:Logan Strosahl
- レーベル:SUNNYSIDE
- 品番:SSC-1493
- ジャンル: ジャンル ジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
若手サックス奏者兼コンポーザー、Logan Strosahlの新作
アーサー王の伝説を基にしたコンセプト・アルバム
作曲家としての才能が光る、室内楽的ジャズ・アンサンブル
Logan Strosahl / Book Ⅰ of Arthur
1. Prologue: In Nomine
2. "Wherein the beast is ever more and more"
3. Uther Pendrago and The Birth of Arthur
4. The Death of Uther
5. Igraine Gives The Infant Arthur To Ector
6. The Woods so Wild
7. Son of Brutal Pendragon: How Arthur Took Up
The Helm of Pendragon and Gwynedd
8. King Bors and Ban
9. Battle of Bedegraine
10. Prooemium
11. Narratio: "Turn thou us..."
12. Proof: The Round Table
13. Epilogue: Dance
メンバー:Logan Strosahl(as, narration), Michael Sachs(cl),
Sam Decker(ts), Aquiles Navarro(tp), Nick Sanders(p),
Connor Baker(ds), Henry Fraser(b), Julia Easterlin(narration)
◆1989年、シアトル生まれのサックス奏者、Logan Strosahlの新作。昨年は、ニューオリンズ生まれでフレッド・ハーシュに師事したピアニスト、ニック・サンダースとのデュオ・アルバム『Janus』をリリースしたが、今作は8人編成のアンサンブルで、ニックは引き続き参加。
◆今作はアーサー王の伝説を基にしたコンセプト・アルバム。タイトルは『The First Book of Arthur』の意味で、三部作を予定しているそう。全体的に室内楽のような作り込まれたコンポジションで、Strosahlの作曲家としての才能が光る。
◆綿密に練られたアンサンブル・パートがほとんどで、ジャズ的即興や、フリー・インプロのような場面もある。楽曲ごとに、物語のシーンが変わるように曲調がガラッと変わる。室内楽的ではあるが、楽器の音色やアーティキュレーション、柔軟な奏法など、クラシックとはまた違う、ジャズ・アンサンブルならではのサウンドがある。
◆彼の、プレイヤーとして、またコンポーザーとしての引き出しの多さ、遊び心、高い技術力には驚くばかりである。今後も楽しませてくれそうな若き才能だ。