Playtime 2050

フレッド・ハーシュのプロデュースによってデビューした鬼才サンダース
スウィンギーな演奏とアクロバティックな演奏が渾然一体となったトリオ作

  • アーティスト:Nick Sanders
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1537
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Nick Sanders / Playtime 2050

1. Live Normal
2. Manic Maniac
3. Playtime 2050
4. Prepared For The Blues
5. Still Considering
6. The Number3
7. Interlude For S.L.B.
8. Endless
9. It's Like This
10. Hungry Ghost
11. RPD
12. Prepared For The Accident
13. #2 Longfellow Park
All music composed by Nick Sanders

メンバー:Nick Sanders(p), Henry Fraser(b), Connor Baker(ds)

★ニューオリンズに生まれ、幼少の時よりドラムに親しみ、即座にセカンド・ライン・ビートを習得したという神童ぶり。クラシックの専門教育を受けたのち、ジャズに転向。ダニーロ・ペレスとの出会いにより、ジェイソン・モラン、そしてフレッド・ハーシュに師事した現代の鬼才ピアニスト、ニック・サンダースの最新作品。ダウン・ビート・マガジンも“そぎ落とした無駄のない演奏、アクロバティックで、極めて独創的なサンダースのスタイルは、予想できず、驚きに満ちている”と述べ絶賛していますが、その演奏は極めてユニークなものがあります。 ★本作は、不動のトリオによる3作目。前作『You Are a Creature』に引き続き、ニューメキシコをベースとするアーティスト、LeahSaulnierのイラストをカバーにし、インスパイアされたという音楽は、ダークなユーモアが込められたもの。しかし、サンダースは、“どんなにダークな事柄があろうと、楽観的な世界も並行してある”との見方の持ち主。そんな視点を表現するかのように、アルバムには、さまざまなスタイルの演奏が渾然一体となっています。 ★オープニングは、一聴して複雑なリズム、メロディを組み合わせてのコンテンポラリーなフィーリングを提示しつつ、クラシック的なピアノの素養もしっかり見えるレガートなども美しいサウンド。M8ではソロで対位法的なアプローチも見せています。一方、M3では、大きな影響を受けたとあげるセロニアス・モンクや、ハービー・ニコルスのスウィング感が絶妙な演奏を見せるかと思うと、同時にオーネット・コールマンから多大な影響を受けたことを証明するようにM6では、ハーモロディク的に、自由な即興も見せていきます。ほか、プリパードでの演奏や、ゴスペル的な深い癒しも、作品の中に自然に表現されています。 ★フレッド・ハーシュによってプロデュースされた第一作『Nameless Neighbors』から約5年。ジャズピアノの伝統と対話しつつ、オリジナルな世界を切り拓くピアニストの注目作品です。

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