Ways Of Disappearing

ECMにも作品を残すルーマニア出身の鬼才ピアニスト、ルシアン・バン、
ソロ・ピアノで拓くサニーサイドレーベルからの最新作!

  • アーティスト: Lucian Ban
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1657
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Lucian Ban / Ways Of Disappearing

1. The Heart of What Does Exist
2. Flatbush Avenue Breakdown
3. Remorse
4. Albert’s Love Theme
5. Jalisco
6. Ways of Disappearing
7. Mojave
8. Owners of Silence
9. My Blues
10. From the Other Side
11. Rush
12. Ida Lupino
13. Guerrero
14. Cristina’s Hope

メンバー:
Lucian Ban (solo piano)
Recorded by Utu Pascu, May 26 & 27, 2021 at the Baroque Hall, Timisoara, Romania
★ルーマニアからニューヨークへ----。コスモポリタン的活動を続けるピアニスト/作曲家、ルシアン・バンがソロ・ピアノによる最新作を発表。ヴィオラ奏者マット・マネリとのデュオを収めたECM盤『Transylvanian Concert』(2013年)、そこにエヴァン・パーカーを加えたトリオによるClean Feed盤『Sounding Tears』(2017年)もフリー・ジャズ・ファンの間で話題を集めましたが、初のソロ・ピアノ作となる当Sunnyside盤では、よりメロディアスでリリカルな面を表出。この一枚で、ルシアンは多くのファンを新たに獲得することでしょう。
★1969年生まれのルシアンは、ルーマニア中部のトランシルバニアにある村で育ち、7歳からクラシック・ピアノと作曲活動を開始。92年からブカレスト国立音楽大学で作曲を学び、95年にグループ“ジャズ・ユニット”を結成。99年にはアメリカ・ニューヨークに移り、名門校ニュースクールに入学。バリー・アルトシュル(チック・コリア、ポール・ブレイらと共演)、ナシート・ウェイツ(フレッド・ハーシュ、ジェイソン・モランらと共演)、フェローン・アクラフ(ジェリ・アレン、山下洋輔らと共演)ら、数々の名ジャズ・ピアニストとのプレイを誇る面々とセッションを行ない、才能を知らしめました。
★このアルバムは、サックス奏者エイブラハム・バートンとのデュオによる前作『Blacksalt - Live At The Baroque Hall』(SSC1609)同様、母国ルーマニアのトランシルバニアにある“バロック・ホール”での録音。共同プロデューサーには、前述『Transylvanian Concert』等で名コンビぶりを発揮したマット・マネリを起用。オリジナル・コンポジションから、アネット・ピーコック作のM4「Albert's Love Theme」、カーラ・ブレイ作のM11「Ida Lupino」などルシアンが敬愛してやまないミュージシャンの楽曲も取り上げられています。名器ベーゼンドルファーの豊かな音色とルシアンの美しいピアノ・タッチの融合が、優れた録音によって捉えられました。
★「私が親しみを抱いているジャズ・ピアニストは、デューク・エリントン、セロニアス・モンク、ポール・ブレイ、キース・ジャレット、アンドリュー・ヒルたちだ。彼らはグループやソロでの演奏を通じて、ジャズ・ピアノの境界線を広げた挑戦者なんだ」。ルシアン・バンが、彼らのラインに位置するひとりであることに疑いはありません。万華鏡のように広がるピアノ世界を、どうぞお楽しみください。
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