Brooklyn Calling

日本でも人気急上昇中の気鋭・正統派サックス奏者スタン・キリアン、
コロナ後の世界に思いを馳せた力作!

  • アーティスト:Stan Killian
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1663
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Stan Killian / Brooklyn Calling

1. Horizon
2. Holocene
3. Buy Back
4. Shibuya Crossing
5. Concept of Peace
6. Brooklyn Calling
7. Open Doors

メンバー:
Stan Killian (tenor saxophone), Paul Bollenback (guitar), Corcoran Holt (bass), McClenty Hunter (drums)
Recorded at SuperLegal Studios in Brooklyn, New York on May 29, 2021
★骨太の音色、歌心に満ちたフレーズ。モダン・ジャズの王道をゆくサックス・プレイで注目を集めるスタン・キリアンが、2013年リリースの『Evoke』以来、9年ぶりにSunnysideからニュー・アルバムを発表。ケニー・ギャレットのバンドでも演奏するコーコラン・ホルト(b)、マッキンリー・ハンター(ds)のリズム・セクションを『Evoke』に引き続いて起用し、さらにベテラン・ギタリストのポール・ボーレンバックも参加。ハービー・ハンコック、スティーヴ・ガッド、テリ・リン・キャリントン等との共演でも知られるボーレンバックのオーソドックスなジャズ・プレイが満喫できるところも話題を集めることでしょう。
★父親のジョー・キリアンはソニー・スティット、デクスター・ゴードン、ドン・ウィルカーソンらと演奏した重鎮オルガン奏者。スタンも幼い頃から伝統的なジャズに親しみ、テキサス州立大学ではジェイムズ・ポルク(レイ・チャールズ楽団のメンバーだったこともあるそうです)に師事。21歳の時に発表した初リーダー・アルバム『Straight Ahead』では父親のジョー、ポルクに加え、ハロルド・ランドとの共演で知られるトランペット奏者マーティン・バンクス等も招いています。メリーランド州ボルチモアやワシントンDCでの滞在を経て、2000年代後半にニューヨークへ移住。ロイ・ハーグローヴ、ジェレミー・ペルトらと共演し、Sunnysideから『Unified』(2011年)、『Evoke』(2013年)をリリースしました。2013年には来日公演を行い、2015年にはギタリストの矢堀孝一のアルバム『You Were There』に参加。日本での知名度も上昇して現在に至っています。
★いきなり無伴奏のサックス・ソロで始まるM4「Horizon」から、スタンは絶好調です。彼が骨太な演奏を聴かせれば聴かせるほど、エフェクターを駆使したボーレンバックのギターとの対比が深まり、これまでのSunnyside盤とは一味異なる世界が広がります。少しずつ活気を取り戻しつつあるニューヨークのライブ・シーンに思いを寄せたワルツのM7「Open Doors」、コロナ禍の中で気づいた“心の安寧の大切さ”をモチーフにしたバラードのM5 「Concept of Peace」、大好きな日本のファンに捧げたM4「Shibuya Crossing」など、どのナンバーにも、サックス奏者・作曲家としてのスタンの進境が反映されています。
★まだまだコロナ禍は続いていますが、この2年間で、音楽家が一緒に演奏すること、観客の前でパフォーマンスすることが、いかに大切であるかを一層思い知ったとのことです。未来への希望をこめた新譜『Brooklyn Calling』によって、スタン・キリアンの音楽は新たな高みに達しました。
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