The Impressionist

コロナ禍の中で“印象派”を再発見。
フォーレの楽曲に触発された、鬼才サックス奏者の注目作!

  • アーティスト:Marc Mommaas
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1669
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Marc Mommaas / The Impressionist

1. Nostalgia
2. The Impressionist
3. C’est la vie
4. No more
5. Float away
6. Fauré
7. Free above all
8. Moving on

メンバー:
Marc Mommaas (tenor and soprano sax), Gary Versace (piano),
Nate Radley (guitar), Jay Anderson (bass)

Recorded June 11, 2021
★オランダ出身の鬼才サックス奏者、マーク・モマースがSunnysideから久々のアルバムを発表。『Global Motion』(2003年)、『Balance』(2006年)、『Landmarc』(2010年)、『Ballads & Standards』(2016年)に続く新作のタイトルは、『The Impressionist』(印象派)。パリ音楽院の院長に就任し、モーリス・ラヴェルやナディア・ブーランジェの師としても知られるガブリエル・フォーレ(1845~1924)からインスピレーションを受けた自作曲集。
★マーク・モマースの母親はオペラやクラシック・ピアノの音楽家/教師、油絵画家の父親はジャズや即興音楽を聴きながら作業することが多かったとのこと。1997年に渡米し、マンハッタン音楽院に入学。デイヴ・リーブマンやジョー・ロヴァーノにも師事。99年にはニコライ・ヘス(ピアノ)、ジョン・エイベア(ベース)とグローバル・モーション・トリオを結成、「オール・アバウト・ジャズ」で「大胆不敵な即興演奏家」「エネルギーと献身に満ちた力強いソロを構築する能力と自発的な構成感覚を備えている」と賞賛されました。
★ジャズ・サックス奏者として着実な活動を続けていたマークが、自身のルーツのひとつであるクラシックと向き合うようになったのには、コロナ禍が大きく影響しているようです。自粛期間中に聴いたフォーレの「レクイエム ニ短調 作品48」をきっかけに、印象派の楽曲に強く惹かれるようになったことが、新作のアイデアにつながりました。
★共演者は、マリア・シュナイダーやジョン・アバークロンビーとの共演でも知られるゲイリー・ヴァセイシ(ピアノ)、妻のピアノ奏者クリス・デイヴィスとのコンビネーションも話題のネイト・ラドリー(ギター)、70年代から活動する大ベテランのジェイ・アンダーソン(ベース)という名手たち。ドラムレス編成による、聴き手の心に直接語りかけるような室内楽的サウンド、どこか懐かしさを感じさせる華麗なメロディ・ラインを堪能することができます。マークのプレイも大変に傑出しており、M4「No More」でのテナー・サックス、M3「C’est la vie」でのソプラノ・サックスは無類の美しさです。この新作『The Impressionist』は、以前からの各メンバーのファンはもちろん、往年のジミー・ジュフリーやポール・ブレイの音楽を愛するリスナーにもお勧めの一枚!
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