Spring

ジャズ・ヴィブラフォン・ルネッサンス”の旗手、
ディルク・ピータースの決定版ともいえる最新作が登場!

  • アーティスト:Dierk Peters
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1670
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Dierk Peters / Spring

1. Sibiu
2. Yet No Treble
3. Bill
4. Segré
5. Byroad Lyre
6. Haiku Pelt
7. Pasco
8. Odelot
9. Meta

メンバー:
Adam O’Farrill (tp), Caleb Wheeler Curtis (as), Walter Stinson (b), Buz Donald (ds)
Recorded August 2021 at Man Made Music in New York.
★ジョエル・ロス、パトリシア・ブレナン、シモン・ムーリエ等の活躍で、がぜん注目を浴びるジャズ・ヴィブラフォン界。1986年ドイツ・ギーフホルン生まれのディルク・ピータースも、以前にも増して精力的な活動を繰り広げています。Sunnysideからの第一弾となるこのアルバムは、2021年の8月、ニューヨークでの録音。トランペットのアダム・オファリル(ラテン・ジャズの名匠チコ・オファリルの孫)、アルト・サックスのケイレブ・ホイーラー・カーティス、ベースのウォルター・スティンソン、ドラムスのバズ・ドナルドという、精鋭ばかりとの顔合わせです。楽器編成が共通していることもあって、エリック・ドルフィーの名盤『アウト・トゥ・ランチ』(1964年)と聴き比べたくなるファンもいらっしゃることと思います。
★ディルクは幼いころからパーカッションに関心を持ち、やがて「ハーモニーも演奏できる」ということからヴィブラフォンの魅力に開眼。ケルンの音楽院ではデヴィッド・フリードマンや、トム・ファン・デア・ゲルト(ECMにアルバムあり)に師事し、2016年に奨学金を得てニューヨークに渡りました。ニューヨーク大学やマンハッタン音楽院で学び、ステフォン・ハリス(ジョエル・ロスの師)とも知己を得ました。伝統的な要素と革新的な要素の双方を愛するディルクにとって、ニューヨークの音楽シーンのエクレクティック(折衷的)な空気は、最適なものだったとのことです。
★曲目はすべてディルクのオリジナルばかり。オーネット(コールマン)と(ポール)ブレイの綴りを並べ替えて曲のタイトルにしたM2「Yet No Treble」、英国屈指のピアニストであるジョン・テイラーに寄せたM4「Segré」(テイラーが最後に演奏した街の名前だそう)など今は亡き偉大なミュージシャンへのオマージュあり、俳句にインスパイアされたM6「Haiku Pelt」あり、と、内容も本当にバラエティに富んでいます。抒情的なものから激越なものまで、多彩極まりないメロディが、クリスタル・クリア―というべきヴィブラフォンの音色で表現されています。
★「パンデミック後の世界が、音楽にとってさらに豊かなものでありますように」、そう願ってやまないディルク・ピータース。この最新作で彼への評価はさらにワールドワイドに高まってゆくに違いありません。
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